2015/01/11 明神平

2015年の山始めですが、前々から気になっていた明神平に行くことにしました。
事前に山と高原地図で見たところ、登山口から明神平まで1:15と書かれていましたので、割と余裕な感じで登れるかなあと。

更に、スノーシューにも興味があり、明神平はスノーシューのメッカということも聞いていたので、ちょっとした下調べも兼ねた登山でした。

(スノーシューはまだ買ったませんが…

さて、最近冬ということもあり、朝が非常に寒く、なかなかお布団から出られません。
今回も折角5時に目覚ましをセットして、目は覚ましているのに結局、自宅を出発したのが16:15頃だったりしました。

途中のコンビニでおにぎりを買い、手早く車の中で朝食を済ませ、車を走らせます。

奈良方面は高見山だったり、三峰山だったりに何度か行ったことがありますので、途中まではよく分かる道だったんですけれど、途中から自分がGoogle Mapで事前に調べていた道と、車のナビの道が異なり、ちょっと混乱してしまったり。

多少の道迷いはあったものの、概ね順調に車を走らせていたのですが、ここで予定外の事態…、腹痛発生…!
元々お腹の弱い子ではあるんですけど、こういう時に限って腹痛起こすんですよね…。

既にルート上の最後のコンビニは過ぎていましたので、早朝に開いてるお店でトイレを借りることも難しく、雉撃ちを覚悟した矢先、目の前にやはた温泉が…!
さすがにこの時間、温泉は開いてなかったんですけど、キャンプ用のトイレが開放されておりまして、危うく難を逃れました…。
ちなみに、やはた温泉の正面から下に降りる道を下っていただき、やはた温泉の建物の横の建物にトイレがありました。
洋式で水洗で、紙もあって、とても綺麗なトイレで助かりました。

やはた温泉を後にして暫く走った所に、公衆トイレがありましたが、中に入っていないので状態は不明ではありますが、あまりトイレの心配をする必要はないようです。

予定では、9時くらいには駐車場に着いてるはずだったんですけど、結局駐車場に着いたのは、9:45くらいでした。

大又林道は入口の看板以降で路面が凍っていたので、チェーンかスタッドレスタイヤは必須かなあと。

林道終点の駐車場はこんな感じ。
自分が思っていたより広かったんですけど、思ってたより車が多かった感じで、割とギリギリで停められた感じでした。
ちょっと後に来た人は、広めの路肩に停めざるをえない感じだったようです。

既に路面がこんな感じに凍っているので、車から下りて最終のパッキングをしてる時も、滑ってちょっと怖かったり。

今回新規投入のアイテムがこちらになります。
登山靴はガルモントのランブラー、それから前回の三峰山の反省からスノープレートつきのマウンテンダックスの軽アイゼンです。
最初はベルト式の方がいいかなあ…とも思ったのですが、実際に扱ってみると別にヒモでも全く問題なく、むしろこっちの方が耐久性に優れてるんじゃないかなあと。

10時頃に登山開始です。
駐車場の時点で路面が凍っているので、アイゼンが凍った路面を噛む音を聞きながら歩いていきます。
 
 # この音、結構好きだ。

道の山側は岩がむき出しの状態になっているんですが、朽ちた木の根っこの辺りから、氷柱が生えていました。

ちょっとした滝があったんですけど、この滝って本気で寒い日とかは凍ったりするんですかねえ。
氷瀑を見に来たっぽい人に尋ねられしたんですけども、初めて来た自分には分かりませんでした。

こんな感じの、おそらく雪の下は舗装路であろうと思われる林道を地道に登っていくんですけども、やっぱりちょっと苦手…w
歩きにくいとか歩きやすいとかじゃなくて、単調な感じが駄目なのかも。

林道の終点から約10分程度で登山口まで辿り着きます。
ここには登山届BOXがあるので、その場で記入して、提出しておきました。
本日は単独で初めての山なので、このへんは抜かり無く。

…で、10時頃から登山開始したんですけど、実はここに到着したのって10:30くらいなんですよ。

どんだけゆっくり歩いたか、足が遅いのかっていう感じではありますが、実は登り始めてちょっとしてから忘れ物をした事に気付き、それを忘れるとどうしようもなくなるアイテムだったので、泣く泣く引き返した、と。

まあ、お昼ご飯のカップラーメンとスポーツドリンクを忘れたら、登山になりませんよね…!

今回の教訓は、ちゃんと自宅でチェックしながらパッキングをしましょう。

登山口から一登りした辺りで、一番外に着てるソフトシェルを脱ぎました。
本日、実はものすごく天気が良く、気温も高かったので、正直暑すぎて、結構汗をかいてしまっていたんですよ…。

まあでも、これだけ天気が良いと霧氷を期待したくなる反面、出発もちょっと遅れ気味だったので、明神平に着く頃には落ちちゃってるんじゃないかと、ちょっと不安でもありました。

正面の一番奥に見える山が多分明神平方面だと思うんですけど…、薊岳なのかな?
割と山が白っぽいので、期待が高まりますが、ほんとにあそこまで1時間15分で行けるのかと、ちょっと不安に…。

さて、最初の難関の渡河です。
既にアイゼンを着けているので、ちょっと岩場歩きが不安だったりしますが、足場をしっかり見極めながら通過。


で、行ったり来たりしてる感がありますが、すぐにまた渡河。
川を渡り切ると、今度は梯子があります。
6本爪アイゼンを着けているので、梯子を傷めないように出来る限りつま先で登ります。

山の稜線が見えてくると、結構手が届きそうな所で霧氷が…!


川?を横切る形で結構大きな木が倒れています。
ってことは、左側から崩れてる感じ?

左側に踏跡があるので、そのトレースを通って行けばいいんですけど、何か微妙に斜めってるし、ちょっと怖い感じ。

何やら朽ちた小屋が。


こういうペイントってほんと助かりますよね。
初めての山、しかも積雪期なので、ちょっと余計に助かります、はい。

登山開始(仕切り直しカウント)から1時間10分で、明神滝?まで。
まさに水墨画の世界です、これ。
クールダウンも兼ねて、暫くここで見惚れていました。


奥の方をズームアップしてみると…、凍ってます!
氷瀑ですね。

この奥の方に歩いて行きたいところなんですが、残念ながらこっちは道じゃありません。

見上げると、霧氷と青空のコントラストに吸い込まれそう。


この誰も歩いていない雪面っていいですよね。
ちょっと歩いてみようかとも思ったんですが、ルートを外れるのも怖いし、だめなので…っていうか、多分急坂過ぎて、歩けないと思った!

たまーに視界が開けると、自分が結構高い所まで登ってきたんだなあと実感するんですけど、既にここまで1時間半。
地図的にはそろそろ明神平に着いてもいいんですけど、とてもまだまだ道のりは長いっていう雰囲気がぷんぷんしてます。

ただ、ひたすら登っていくしかない感じなんですが、歩いても歩いても、どこを見ても霧氷で真っ白。

つづら折れゾーンに入りまして、ひたすら折り返し折り返しで歩いていたんですけど、ふと見ると直登したっぽい足跡が。
ぼくには無理だー。

ただでも、もう見上げれば、霧氷。

完全に異世界です。

もう何も言うことなし。

通りすぎてしまうのも惜しい。

 別の意味で、ちょっとしたモンスターw

ふっと陽が射すと、世界が真っ白に輝きます。

道標の杭だと思うんですけど、誰かが掘り起こしてくれたのかな?
って言うか、どんだけ雪が積もってるのかと。

新緑の季節にもう一度来たいなあ。

こういう構図って好きです。
三峰山の時も、こんな写真を撮った気がする…!

一番奥の高い山が金剛山
その右側の窪みが水越峠。
更にその右側がツツジが有名な葛城山だそうです。
(ここで解説してくれたおじさま、ありがとうございました。

そう言えば、ぼくの登山始まりの山、金剛山もまた行かないと。

…で、やっと明神平に到着!
どこかの高校の山荘らしいんですが、残念ながら非公開とか。

それはそうと、ここまで結局2時間20分かかりましたよ…。
積雪期で初めての道のりとは言え、地図のコースタイムから遅れすぎな気がする。

ヤマレコなんか見ると、余裕で2時間切ってる人もいますけど、やっぱりこれくらいかかってる人も多くて、まあ…こんなもんかなあ。

割と気温も高く、風とかも登ってる時は殆どなかったんですけど、ここまで来るとやっぱりちょっと風が強くて、冷たいわけで…、風を避ける山荘の向かって右側でご飯を食べたかったのですが、残念ながら、人で埋まっていたので、山荘の正面の所でご飯を食べました。

昼食後、既に13時半でした。
薊岳までは無理でも、前山までは行きたいなあと思っていたのですが、スノーシューもワカンもない身ですし、往復で1時間以上は余裕でかかると思われましたので、今回はここで撤収することにしました。

撤収時間を14時に設定し、暫くカメラを持ってウロウロしていましたw

しかし、遠目でスノーシューとか、ヒップソリで遊ぶ人を見てたんですけど、いい感じに楽しそうで…、ちょっと羨ましい…w
本気でスノーシューは買おうかと思いました、はい。

さて、そろそろ戻ります。
帰りたくないんですが、帰らなければいけません。

帰り道…、例のつづら折れになった道をヒップソリでショートカットしてる人がw
まあ、これはヒップソリ持ってる人の特権ですよね…。

ちなみに、ぼくはこのトレースを通って、滑って転びましたw

帰りも同じルートなので、写真はあまり撮ってないのですが、膝くらいまで踏み抜いたのが面白かったので撮ってみましたw

そんなわけで、15:30頃、下山完了です。
この後、やはた温泉に寄りました。

…お礼も兼ねてw

露天風呂もあり、実に良い湯でございました。
下山後の温泉って、ほんと癒やされますよね。

最近、下山でしんどいときに、ひたすら温泉のことを考えて気を紛らせてますw


…で、NEWアイテムの件。
アイゼンは良かったと思います。
スノープレートのおかげで、雪団子は出来ませんでしたし、4本爪よりだいぶ安定していたと思います。
ただ、渡河の際にはちょっと爪が短めのチェーンアイゼンの方が良かったかなあとか思ったりしてみました。
このへんは一概に何が正解ってあるわけでもなく、適材適所だったり、取捨選択だったりな感じですね。

しかし、問題は登山靴。
重さについては、特になんて思わないんですけど、残念ながら下りでちょっと足先が当たりました。
まあ常に当たる感じではなく、思いっきり踏ん張った時に当たる感じなので、前の靴よりはマシなのかもしれません。
もうワンサイズ上げると、今度は全体的に大きくなって、足がゴソゴソして結局当たるでしょうし、靴選びってほんとむずかしい…。

インソールとか、靴下とか、ヒモの結び方とかで、自分なりに調整していくしかなさそうです。