大台ケ原 -夏の終わりに、空中回廊を巡る- (day2-3)
こんばんは。
今日は一日雨でしたね。
更に台風が今週半ばくらいに本州上陸とかで、天気どうなるんだ…っていう感じです。
さて、大台ケ原夏旅の後半です。
前回の北アルプスの旅で、2泊3日の日程で、2泊目を温泉宿にするスケジュールに味をしめてしまった僕達は、今回も同様のスケジュールを立ててみました。
今回、2泊目に宿泊するのは、ホテル杉の湯さんです。
いつもグーグルマップで目的地周辺のお宿を距離(+時間)を含めて探すんですけど、大台ケ原周辺って、殆どお宿がない中で、このホームページで見たお風呂に心を奪われてしまいまして。
こちらのお宿は、大台ケ原に向かう際に一度前を通っていたので、幸いにも迷うことなく辿りつけた…んですが、駐車場の場所がよく分からずに、ちょっと迷ってしまいました。
このお宿って、お隣が道の駅になってるんですけど、そこがお宿の駐車場だと思ったらどうも違って、このお宿から道を挟んだ前の所が駐車場になっているようです。
今回は、二人旅プランというプランを選択したんですけど、お部屋は和洋室でした。
このお部屋、結構広くて、かなり快適でした。
基本的に旅のお宿は和室を選びます。
理由としては、チェックインした後とか、御飯とかお風呂の後で、畳の上でごろーんとできるからです…w
※写真は翌日のものなので、ちょっと荒れてます、すみません。
お部屋の窓から川…ではなく、大滝ダムが見えます。
ちょっと水の色が残念な感じはしますが、これはこれで山奥に来てる感があって良い感じです。
さて、いつも温泉宿に宿泊する場合は、チェックイン→お風呂→御飯→お風呂→就寝という形にしてるんですけれど、今回もそんな感じで。
ただ、この日は朝から結構歩いてきたので、そこそこの疲れていたので、お部屋でごろごろしてると、動くのが嫌になってくるんですが、ご飯の前に汗を流しておきたかったので、だるだるな感じでお風呂に。
ここのお風呂は男女入れ替え制になっていまして、自分が行った時間帯は銀嶺の湯が男性側でございました。
お湯は癖のない無味無臭無色なお湯でしたが、個人的にはちょっと熱め…だったかもしれません。
あまり好みのお湯ではありませんでしたが、やっぱり疲れた体には熱めのお湯が良いわけで、出たり入ったりで、堪能させていただきました。
晩ごはんは会席料理でした。
写真はお刺身なんですけど、お皿の上に氷で出来た器が乗っていて、その中にお刺身が入ってる感じ。
ちょっとお腹が空いていたので、お料理が出てくるペースに合わなかったりしたものの、最終的にはお腹いっぱいとなりました。
御飯の後は、一旦お部屋に帰ってだらだらまったりした後で、再度お風呂へ。
このタイミングで男女入れ替えとなっていて、男性側は金明の湯で、岩風呂でした。
見た目的に、木風呂の方が良かったんですけども、一日に何度もお風呂(温泉)に入れるのって、贅沢ですよね。
まあ、銀嶺の湯については次の朝に期待することにして、お部屋に戻り、だらだらまったり…で、就寝。
そして翌朝。
今回のこのプランは11時チェックアウトになるので、無理に朝早めに起きてお風呂に入る必要性はそれほどないんですけど、朝ご飯を8時したので、一先ず朝からお風呂に。
…残念ながら、お風呂の入れ替えはさせておらず、金明の湯が男性側でございました。
朝ご飯。
やっぱり温泉宿の朝ご飯は和食ですよね!
このメニューに卵焼きがあれば更に満足度が高かったんですけども、茶粥まで出してもらえてお腹いっぱい満足でございました。
御飯が終わってもまだ9時前で、チェックアウトの11時までもう少し時間がありました。
お部屋でまったり…もいいんですが、まったりしてると寝てしまいそうだったので、と言うかお風呂は9時半までなので、バタバタと4回目のお風呂に向かいました。
特にこの日は何か目的地があるわけでもなかったので、チェックアウトの11時まで徹底的にお風呂に入り倒す感じで。
この日は快晴、良い天気。
ダムの対岸側にも道があるので、それほどお風呂からの眺望が良いわけではありませんが、それでも露天風呂ならではの視覚的な開放感があるので、お風呂が大変気持ちいい。
こういう時間の使い方を覚えしまうと、その分お金も使いますが、ものすごく心身ともリフレッシュできるんですよね。
お風呂から戻り、11時ギリギリにチェックアウトしたんですけど、さすがにこんな時間まで他のお客さんはいませんでしたw
今日特に予定のない強み、です。
チェックアウト後は隣の道の駅でお土産を物色したりしたんですけども、問題はお昼御飯をどうするかってこと。
杉の湯の一階にはレストラン山吹っていうお店が入っていて、ここの猪鍋定食が食べたくて仕方がなかったんですけど、12時近くになってもいまいちお腹が減らない。
ふと、ここで思い出したのが御船の滝でした。
真冬はこの滝が氷瀑になるらしく、今年の冬に見に来るつもりだったんですけど、スケジュールが合わなかったので、見送ったんですよね。
で、来シーズンこそはって思ってて、その下見に行こうかと。
そんなわけで来ました。
はっきりと場所が分かっておらず、この看板を見たのにスルーして更に上に進んでしまったんですけども。(車です。)
この看板の手前に5台ほどの駐車スペースがありました。
登山口からはこういう橋を渡る必要があったりしたんで、ちょっと滑りそうで怖かったのですが、慎重に進めば特に何の問題もなく。
…でも、冬場で雪のある季節だったらどうだろうか。
木々の隙間から滝が見えました。
先客が二名いらっしゃり、三脚を据えて写真を撮っていました。
結構な勢いで水が流れ落ちています。
ほんとにこれ、冬に凍るんだろうか…っていうくらいの勢いだったり。
メモ
・駐車場は2kmちょっと下にある井氷鹿の里。
・標高差は300mくらい。
・冬場は積雪のため最低でも井氷鹿の里から歩く必要がある。
御船の滝を堪能し、下調べをしたところで、再度杉の湯に戻りまして、レストラン山吹に入りました。
ちょうどご飯時で、家族連れが入っていたせいか、店先でちょっと待つことにはなりましたが、すぐにテーブルに案内してくれました。
猪鍋定食です!
実は、心・湯治館で泊まった時に、隣で御飯を食べていた人が(おそらく)猪肉のお鍋を食べていたのが、すごく美味しそうで、それからものすごく猪鍋が食べたい気分が高まっていたんですよね…w
味噌だしが非常にいい仕事をしてまして、鍋の具材を食べた後で、ちまちまとお出汁を飲んだので、お腹がたぽたぽになりましたよ…。
ちなみに相方は大和肉鶏の陶板焼定食を注文したので、一欠片お肉を貰ったんですけど、もちもちなお肉で歯ごたえが良くて美味しかったです。
帰り道は非常にゆっくり。
途中からは高見山/三峰山方面とか、洞川方面に行く際によく通る道だったので、特に迷ったりすることもなく。
大淀町で沿道の梨販売店で梨を買ってみたり。
そして、締めのお風呂は金剛乃湯です。
ここのお湯はぼく好みのぬる目のお湯で、ちょっと白く濁っていて、まったりしてる湯質!
かなりストライクなお湯だったので、思わず長湯してしまいました。
お風呂上がりにソフトクリームを食べたんですけど、西穂山荘で食べたのと同じソフトクリームだったので、ちょっとテンション上がったり。
…でも、お風呂から上がって帰る頃に、雷を伴った豪雨になったんですよね。
せめて車に乗り込むまで待って欲しかったw
車を走らせてるとすぐに止んだんですけど、ちょっと走った所では道路は殆ど濡れてなくて、局地的な豪雨だったんだろうなあ…と思ったり。
そんなわけで、08月大台ケ原の夏旅は終了でございます。