光のどけき春の日に。

関西発、ゆるゆる登山。

あの日から一年。

一年前の今日、御嶽山が秩序噴火し、多くの命が失われました。
そして、まだ戻ることが出来ない人達が、あのヤマにいます。

一年前の夏に遠征を考えてたぼくは、この御嶽山候補地の一つにしていました。
最終的にうまくスケジューリングできず、剣山に登ったのですが、スケジューリングがうまくできていたら、御嶽山に行っていたと思います。
予定は8月だったので、御嶽山に登っていても噴火の被害にはあわなかったかもしれません。
しかし、それは分かりません。

火山なので噴火することもあるでしょう。
でも、なぜ紅葉の季節で登山者の多いお昼時だったのか。
絶景見ながらの昼食が、こんなことになるなんて、未だに納得できません。

山登りは少なからず危険を伴う趣味です。
自分が前に登った西穂独標も足を踏み外せば滑落事故になります。
しかし、危険だからやめるのではなく、危険を避けるための準備を怠らぬよう、常に意識をしていこうと思います。

最後に亡くなられた方のご冥福、まだ戻らぬ方が早く家族のもとに戻られるよう、お祈りしています。

そして、救助に携わった方、想像を絶する環境での活動、お疲れ様でした。