光のどけき春の日に。

関西発、ゆるゆる登山。

秋旅2日目(2) ~朝来市→久美浜

こんばんは。

秋旅2日目の続きからです。

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お宿からチェックアウトし、向かった先は自分たちにはお馴染みのよふど温泉です。

ここよふど温泉には、朝来方面に来た際には高確率に立ち寄るんですけれど、相変わらずしっとりとした泉質で身も心も非常に癒やされます。

夜明けの立雲峡で冷凍された身体が解凍され、ほっこり気分になったところで、ちょうどお昼タイムになりました。

朝ご飯が早かったのと、少なめだったので、12時前ではあったんですけど、結構お腹減ってたんですよね…。


そこで、県道277号線を朝来方面に5分程戻ったところにあるこの看板を目印に、少し細めの道を山の方への上がっていきます。

ちょっと新し目な民家風のこの建物。

それが、竹田城跡が見える蕎麦屋で大人気の右衛門五郎さんです。

人気のお店だけあって、竹田城跡がよく見える席は全てリザーブになっていたのですが、どうもその予約が13時のようで、「(リザーブ席なんですが)13時前くらいまでなら…」ということで、窓際の一等席に座らせていただくことができました。

肉眼では少し遠目ではあるのですが、写真のちょうど中央に竹田城跡があります。

内部は古民家風の造りになっていて、非常にお洒落です。

座敷にはテーブルが5席程度あり、それ以外には多人数がけのテーブル席などもありました。

少し視線を変えると、見事に紅葉した金梨山が見えます。

今回いただいたのは、鶏鍋(せせり)です。
鍋にお蕎麦を投入し、お肉や野菜と、出汁をからめて食べる感じです。

…激旨。

竹田城跡と、紅葉の金梨山を見ながら、右衛門五郎での昼食。

大変夢見心地な一時でありました。

よふど温泉に行く時、この右衛門五郎の看板をよく見掛けていて、ずーっと気になってたんですよね。
この日、また一つの念願が叶いました。

食後、お店の外に水槽があったので、覗きに行ったんですけれど、右側があなご、左側がすっぽんでした…!

そう言えば何故かここにはサワガニがいたんですけど、ちなみに水は駐車場脇の沢からひいているようで、その沢から侵入したっぽい。

最後に竹田城跡を正面から。

この季節は雲海も出るし、紅葉も綺麗だし、良い季節でございますな。

…で、次に向かったのは何とまた温泉。

奥香の湯です。

ちょっと詰め込みスケジュールな感じもありありなんですが…、初日に寄る予定にしていた奥香の湯なんですが、本日は次の目的地に移動するだけで、それ以外の予定はなかったので、温泉はしごという贅沢をすることに。

よくあるタイプの温泉施設ですよね…っていう先入観から、あまり期待してなかったんですけど、実にぼく好みの泉質で、とろーり系。

温度も程よい感じで、長湯にはもってこいな感じでした。

しっとりなよふど温泉、とろーりの奥香の湯、実に甲乙つけがたい。

折角兵庫まで来たので、もう一泊していこう…っていうことで、ちょうどカニシーズンっていうこともあり、カニを食べられる温泉宿、が今回の目的地であります。

ちなみにこの写真は豊岡市内の様子なんですが、道路から凍結防止で水が出てるんですよね。

結構な勢いで飛び出してるノズルがあったりするんですけど、さすがにフロントガラスまで飛んで来ると、ちょっと困る…。

で、目的地到着、小天橋温泉 涛平です。

以前にも久美浜には来たことはあったのですが、今回は海に近い場所に宿泊することにした次第です。

…と言うわけで、晩ごはんはカニです、カニ!

カニの天ぷらはありませんでしたが、茹でガニ、焼きガニ、カニすきと、カニフルコースで正直食べきれない量のカニ料理が出て、大満足。

しかもこのお部屋、半露天風呂がついていて、入りたい時に温泉に入れるんですよね。

あ~、贅沢贅沢。

やっぱり冬と言えば、カニですよね。


秋旅3日目に続く。