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高見山 ~冬こそ、いざ霧氷のフィールドへ。

こんばんは。

西日本に40年ぶりの大寒波襲来と言うことで、戦々恐々としつつも、多分和歌山ではたいしたことなかったね…で終わりそうな気がしてならない今日この頃です。

そんなわけで、今年第一弾の寒波が来た直後の1月21日に初登りに行って参りました。

高見山 ~冬こそ、いざ霧氷のフィールドへ。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-800481.html

今年の第一弾は関西の雪山、霧氷のメッカとして知られるお馴染みの高見山でございます。

ここ高見山はロープウェイを使わず自力で初めて登った山で、その後も冬になる度に登ってる山だったりするんですけど、その時使ったルートはそれ以来、全く使ってなかったりします。

と言うのも、たかすみ温泉側からだと駐車場の心配はいらないですし、おトイレもありますし、何より下山してすぐに温泉に入れるっていうのが大きいんですよね。


…とは言え、今回は山行が木曜日だったので、休館日だったんですけどね。

自宅を5時半に出発し、休憩込みでたかすみ温泉に到着したのが、7時半頃。

直前で自分の前を走ってた車もたかすみ温泉に吸い込まれていきましたので、きっと同業者なんだろうなあ…と思っていたので、案の定でした。

何だかんだ用意してると、出発が8時半頃になってたり。

やっぱり自宅を出る時間をあれ以上遅らせることはできないよなあと思ったりしまして、まあ目覚ましが4時だったので、もうちょっと寝てたかったのが本音。

この赤い橋、ここまで綺麗に真っ白になっているのを見たのは初めてかもしれません。

雪の降り具合もありそうですが、これまでの中で多分一番早く出発したから、という点も多少あったのかな。

足元の雪はそれほどでもないのですが、ちょっと脇の草木には、いい感じに雪が積もっています。

避難小屋手前の川付近。

一面真っ白になっていて、ちょっとした水墨画のようです。
今日は冬山を堪能しに来たので、狙い通り…いや、狙い以上の光景が広がっていて、テンションが上がって仕方が有りませんでした。

 高見杉と避難小屋です。

ここまで約50分。

結構いいペースでここまで来れたんですけど、この日は平日でそれほど人がいないと思ってたのですが、てんくら的にはAの日だったせいか、前後に団体さんがいたんですよね。

まだ自分のペースがよく分かっていないので、他人がいるとどうもペースを乱しがちになっちゃうんですよね…。

ここで小休止、というわけで5分ほど立ち休憩をしてたのですが、この小屋で先行パーティも休憩をとってたので、抜いたり抜かれたりするのが嫌だったので、アミノバイタルゼリーを流しこみつつ、ちょっとタイミングをずらしてから出発。

ここからは次の平野分岐まではCT40分です。

いい感じに積雪量が増えてきました。

平野分岐まで10分ちょっとの辺りで先行パーティに追いついてしまったのですが、そのパーティがアイゼンをつけ始めたので、自分も同じタイミングでアイゼンをつけることにしました。

前日に購入したザンバランのパスビオと、去年から使ってるマウンテンダックスの6本爪アイゼンです。

先行パーティの方も6本爪をつけていましたが、バックル式のアイゼンだったので、つけやすそうでいいなあ…と。

そして、ここまで新登山靴はかなり快調で、いい買い物をしたなあ…と思っていたのですが…。

平野分岐到着。

CTを数分巻いた感じ。

出没熊注意の看板を見ると、山頂までもうひと頑張り、という気分になりますよね。

で、アイゼンをつけた時に追いついたパーティのすぐ後ろを歩いていたので、また先行してもらうつもりだったのですが、ペースの遅いメンバーの到着を待つという話が出ていたので、今回は自分が先行することにしました。

平野分岐付近の様子なんですが、普通に霧氷がありました。

この日、画的には寒そうに見えるかと思うんですが、風がなく、実はそれほど寒くなかったんですよね。
なので、アウターのソフトシェルジャケットを脱ぎ、イヤーマフラーを脱ぎ、ここまでやってきたんですけど、ここから稜線に出るので着直そうとしたのですが、イヤーマフラーがない。
そう言えば先にイヤーマフラーを脱いだ時にザックのヒップベルトに引っ掛けた記憶があるんですが…、多分ジャケットをザックの雨蓋に押し込む時に落とした可能性が高い。

帰りに上手く回収できるといいなあ。

国見岩です。

標高を上げると霧氷はより大きく、また辺りの雪も深くなる…と言う感じで、普段であればテンション爆上げなシチュエーションだったのですが、この頃自分は靴ずれに苦しんでいまして、全く登りのペースが上がらない状態。

平野分岐で追い抜いたパーティがぐんぐん上がってきて、全くペースが違ったので靴紐の結び直しがてら先行してもらうことにしました。

どうもアイゼンをつけると足と靴の角度が違ってしまったようで、登りで足を出すと踵が一番下になり、足元の雪に沈み込むことで、踵が靴に強く押し付けられるようで、正直かなり厳しい状態。

揺岩。

霧氷のトンネルを通り抜ける。

笛吹岩。

この奥から絶景が見えるんですけども…、

ガッスガスでな~んにも見えず。

そして、靴紐の結び方を変えてみたものの、やっぱり踵が当たって痛いのは全く変化なし。
ただ、踵が沈み込むのが駄目なので、爪先を蹴りこむ感じで歩けば問題ないことが分かったので、ここからはちょっとマシなペースになったのですが、それでもまだまだ遅いペースです。

…が、笛吹岩より上はちょっとしたモンスター霧氷があったので、観察と撮影の気持ちを切り替えて、楽しみながら牛歩登山。


頂上避難小屋です。

平野分岐からここまでCT50分のはずですが、今回はここまで70分かかりました。
登り自体より、足元の辛さがほんと厳しかった…。

神社裏の三角点タッチ。

この後、避難小屋でお湯を沸かしつつカップラーメンでお昼御飯をとったのですが、後から後からどんどんと人が増え、小屋はほぼ満員になってしまいました。

やっぱり平日に来て正解、これ土日祝とかだったら落ち着いて御飯どころじゃなかっただろうなあ…。

しかしまあ、霧氷はモンスターチックですごい状態になってるので、これはこれでいい感じで良い日に登ったなあ…と思えたんですが、一つ残念なのはガッスガスで青空どころか、なーんも見え無いんですよね…。

とは言え、山頂付近はそこそこ風があって、ガスもかなり動いてる感じがしたので、ちょっと待ったら一瞬でもガスがとれそうな気がしたので、カメラ片手に山頂待機。

そうすると絶景の始まり始まり!

展望台で御飯を食べたいたお兄さんに教えてもらったのですが、鎧岳兜岳が見えます。

以前お亀の湯に行くときに近くを通りかかって以来、その山容に惹かれるものを感じていまして、いつかは絶対行くリストに入ってる山です。

今年こそは…!

山頂付近はほんといい感じに霧氷が育っています。

凍りついた望遠鏡。

たかすみ神社。

避雷針にも霧氷がついていますが、エビの尻尾と言うよりかは魚の背びれっぽいですね。

てんくら的にはお昼以降は晴れマークだったので、もう少し待ったら青空が見えるかも…との期待と欲目もあったのですが、これ以上欲張ると怒られそうな気もしますが、頑張って登ってきたので、可能な限りちょっとでもいい景色を見たい、と思うのは登山家の性ですな。

ガスが飛んだタイミングでシャッターを切っていきます。

あとプラス青空さえあれば完璧だったですが…、微かに霞んでるこの感じも風情があっていいでしょう。

が、下山を始めたそのタイミングで一瞬の青空が出たので、夢中でシャッターを切りました。

そして、帰りにはガスもとれ、笛吹岩からも超絶景が望めました。

このタイミングでこの景色、この一瞬はほんとに帰りたくない、と思いました。

暫くこの場で留まって付近の写真を撮っていたのですが、ちょっとガスが出始めたので移動し、下山を再開しようとした矢先、また足首を捻ってしまいました…。

もう少し慎重に歩いておけば…と言うのもごもっともな話なんですが、雪のせいで地面の様子が全く分からず、ちょっと傾斜地を踏む際に岩と土の境目を踏んだようでした。

そのため、足の内側のアイゼンの爪は当然岩に刺さらず止まって滑り、外側の爪が土(雪)に勢いよく刺さって足首が持って行かれました。

痛みもさることながら、やばいこれは下山できないかも…という恐怖心だったりしましたが、暫くその場で痛みに耐えてると、少し和らいできましたので、スローペースで何とか下山することができました。

今回捻挫したのは右足首なんですけど、前回も右足首を捻挫してるので、何かちょっと定番と言うか、癖になってるようでちょっと戦々恐々としています。

治りきるまでは足首が定まらずぷらぷらしますし、暫く山も行けないなあ…。

今回の寒波で山が白い内に、可能な限り山に行っておきたいのですが、中途半端な状態で山に行って、また捻挫したら次回こそはほんとに下山できなくなりそうで。

…自粛?

そして、帰りはスローペースなことをいいことに、落し物がないか見ながら歩いたのですが、結局イヤーマフラーは見付けられませんでした。

高見山に登ると、何かしら無くすのが今回でジンクス化しそうで、これも嫌だなあ。

今回はイヤーマフラーなので、それほど高いものではありませんけど、それでも色合いとかも気に入ってたし、第一寒い時期ではとても機能的なアイテムなので、無くしてしまったのはものすごく悔やまれますが、同じものを買うのも芸がないなあ…ということで、再購入するかどうかも含めて、暫く考えたいと思います。

帰りはまた和歌山まで戻ってきて、かつらきの八風の湯に。

ここの露天風呂が自分の身体にすごく合うようで、結構好きな温泉なんですけど、タオルセットと作務衣先で入浴料1000円はちょっと高い気がする。

入浴のみの人のために、素泊まりならぬ素入浴プランなんかを出していただけるとありがたいなあと思う次第でございます。

そんなわけで、幾つかのアクシデントがあり、残念な展開にもなってしまいましたが、山行自体は2016年の初登りでこれだけの景色が見られたら万々歳でございますよ。

今年、早速怪我をしてしまいましたが、早く治して次の山に行こう。

登りたい山はたくさんあるし、今年はテント泊にも挑戦してみたい、そんな年だったりします。



ちょっと今年から山行のブログ形式を変えることにしました。
同じヤマレコと同じ内容のブログを上げるのもそれほど意味がある作業ではないので、ヤマレコは写真中心、ブログは文字中心でやっていきます。