光のどけき春の日に。

関西発、ゆるゆる登山。

TAHOE PRO GT WXLを買ってみた。

先日、槍ヶ岳山行の後、

北アルプスの岩稜帯をもっと歩きたい。」

と言う気持ちが芽生えてきました。

具体的に言うと、北アルプスの主峰たる、「穂高」ということになります。

 

 初めての北アルプスは、穂高温泉からロープウェイでの西穂高独標だったわけで、その延長線上ではありますが、流石に独標から向こうは、現状自身のレベルを越える領域だと思うので、次回狙うのは、「奥穂高岳」です。

奥穂高岳を次の目標に据えた理由については、単純に北アルプスで最も標高の高い山であるという事でありますが、単純に「穂高」の名前がついた山に登っておきたい、という単純な、そしてちょっぴり不順な動機からになります。

 

 # なので、実際に行動を起こす際には、奥穂高岳から北穂高岳に目標が変わっているかもしれません。

 

ただ、奥穂高岳からはジャンダルムが見えますし、今年残念な展開になった槍ヶ岳も望むこともできるので、来年の本命は奥穂高岳、です。

 

…と、前置きが長くなりました。

今回はタイトルにもあるように、登山靴を買いました、というブログエントリーになります。

 

つまりは岩稜帯をより安定して歩けて、安心して歩ける靴が欲しくなった、ということになるんですが、その割に通販で買うという冒険をするのは、かなり本末転倒な気がしますが、自分なりに熟考に熟考を重ね、何度も足のサイズを計り、以前にためし履きした時に結構感触が良かったlowaのTAHOE PRO GT WXLに決めました。

 

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f:id:knt-mns:20171006190656j:plainそれがこちらです。

 

自分がこの靴に求めているのは、こんな感じです。

 - アルプスの岩稜帯を安定して歩けること。

 - テント等の重い荷物を担いで安定して歩けること。

 - 縦走等長時間山行に耐えうること。

 

つまり、日帰りの低山については別の靴を履くことを想定しています。

今のGARMONTの靴を低山用に履くかどうか、はまた考えますが、結構下りで爪先が当たるのが気になって、自身でも変な歩き方をしてるのが分かりますので、この靴はもうこれでバイバイかなあ…。 

 

さて、この靴はいわゆる革靴というやつなので、履く前にちゃんと手入れをしてやらないといけません。(履いた後もそうですが。)

 

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コロニルのヌバックスプレーと、みがきブラシです。

 

 ※ドイツ製のlowaの靴なので、メンテナンスグッズもドイツ製のコロニルの選択してみました。

 

今回、コロニルの輸入代理店であるタカダ貿易さんのホームページの情報をもとに、手入れをしてみました。

 

メンテナンス 最初のお手入れ/タカダ貿易

 

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靴紐を外します。

 

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靴から30cmくらい離して、満遍なく吹き付けて、乾燥させてから。みがきブラシでブラッシングしてみました。

ちなみに、右側の靴が施工済みなのですが、あんまり違いが分かりませんね。

 

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両方終わりました。

 

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足を通してみました。

 

これまで買った靴より、ハーフサイズ大きなサイズを買っています。

理由としては、下りで爪先が当たることが多かったことや、全体的にきつ目だったので、その辺りをカバーするためです。

ファーストインプレッションとしては、非常にソフトの履き心地で、これまでの靴のフィット感よりも、この靴のフィット感の方が好みです。

かなり強引に体重を爪先向けてかけてみましたが、爪先が当たることはありませんでした。

ハーフサイズ大きいサイズを選んでいるので、踵のホールド感等、実際にフィールドを歩いてみないと分からないこと、気づかないこともあると思うので、色んな意味で次回山行を楽しみにしています。