2018年の初登り、北八ヶ岳。
今年初登りってことで、いきなり遠征して北八ヶ岳まで行ってきました。
今回は相方も一緒に行くことになり、比較的ライトに楽しめて、ロープウェイで楽ができる所…で探してみた結果、北八ヶ岳の北横岳となりました。
自身としても、過去に登った冬山はせいぜい2000mに大きく満たない低山で、2500近い北横岳に登るのは、装備の面でやや不安があったので、マージンを取るために北横岳ヒュッテ泊としました。
また、このヒュッテ晩御飯が鍋だったり、すき焼きだったりするらしく、食事の豪華さも決め手の一つになりました。
計画としては、仕事上がりで移動を開始し、途中のサービスエリアかパーキングエリアで仮眠を取りつつ、北八ヶ岳ロープウェイ駅に11時までに入る、という感じ。
一気に走りきって、現地かその近辺で仮眠とれたら一番良いとは思うんですが、さすがに和歌山からなので距離的に、そして体力的にもしんどいので、途中で刻む、という形になりました。
装備
頭
・ニット帽
・イヤーマフラー
・サングラスorゴーグル★
・ネックゲイター
体
・ソフトシェルジャケット
・フリースジャケット★
・混毛のジップシャツ
・メリノウールシャツ
手
・保温防水防風の冬用グローブ★
・ストック
下半身
・アンダーウェア
・メリノウールタイツ★
・裏起毛トレッキングパンツ
・メリノウールソックス
・スリーシーズン登山靴
・ゲイター
・チェーンアイゼン
and レインウェア
※★マークが今回購入したものです。
グローブ、ソックス、ニット帽は予備を用意しています。
また、小屋用にダウンジャケットを持って行きました。
小屋まではレインウェアなしで、小屋以降山頂へなレインウェアを着込みました。
ただ、やっぱり直接外に露出している顔周りは、山頂の強風で正直痛くなりました。
また、カメラを使う為に一瞬でもグローブを脱ぐと、その瞬間から手が凍ってしまうような感覚に襲われました。
普段の冬の低山装備のほぼ流用でしたが、それでなんとかなったと感じますが、ここよりも高い山になると、ちょっと厳しかったのかなあと。
アイゼンもチェーンアイゼンでしたが、そこそこ踏まれてる登山道なので、特に歩きにくさは感じませんでした。
山頂直下はちょっと斜面が急なので、やや心もとない部分もありましたが、十分対応できる範囲だと感じました。
ほんと冬山は装備次第だなあと思うところではあるのですが、冬の低山装備プラスアルファで何とかなる範囲かと思いますので、
それほど恐れることはないのかなあ、と。(甘い考えかもしれませんが。)
小屋
今回、より安全を期するために小屋泊を選んだわけですが、これが正解だったと思います。
まあ、ロープウェイ駅まで下りなら一時間くらいだし、何かあっても何とかなる距離感ですが、やっぱり安心感が違いますよね。
ちなみに、当日は自分等ペアと関東方面から来られた単独の男性と、合計三人で、全員同室でした。
部屋にはストーブが焚かれ、非常に快適でした。
そして晩御飯。
鈴木みきさんの本で、晩御飯は桜鍋だけど、冬場は違うっていう情報を見ていたので、水炊きでも出たらラッキーだなーと思っていたら、何と桜鍋が出まして。
割と味音痴なので、すき焼きのタレで煮込んでしまうと、牛肉との違いがイマイチ分からなかった気もしますが、ぼくが山小屋で食べたお料理の中で、最も豪華だった、と断言します。