【山行記録】上高地から涸沢へ、憧れの地でのテント泊を。(4/4)
朝になって、外に出てみたら焼岳に帯状の光が当たっていました。
上高地と五千尺ロッジ
久々に屋根があって、暖かくて柔らかい布団で寝た一晩、ほんとに快適でした。
快適過ぎて、しばらくここに留まってもいいかなーとか思ってみたり。
朝晩ともにバイキングで、温泉がないお宿っていう事で、普通に考えると約15000円っていう宿泊料は高いようにも思いますが、「上高地で泊まる」っていうのが一つの憧れだったので、これはこれで納得の宿泊料でした。
次に上高地に来るなら、小梨平でのテント泊っていうのも良いよなあ…と思ったりしますが、そうなると初日夜行バスに始まって、ずっとテントになっちゃうので、やっぱり最終日くらいは骨休み宿泊したいよなあと思う次第。
ちなみに、さんざん着倒して汗まみれになったウェアとか、ちょっと重い物を中心にお宿から宅急便で送ることにしました。
ほんと言うと、どこかコインランドリーで洗ってから荷物に入れたかったんですけど、何と上高地にはコインランドリーが無い、と言うことで仕方なしにそのまま…。
帰りはオール公共交通機関なので、ちょっとでも荷物を軽くしたかったんですよねえ…。
そして暫し、上高地撮影タイム。
上高地をあとにする。
9:30のバスに乗るべく、上高地BTに移動しまして。
もうちょっとだけ時間があったので、ちらっと振り返ってみたんですが、そうすると初日と二日目にお会いしたご夫婦が…！
昨日は雨の中、何とか涸沢から下りてきたものの、上高地まで歩けず、明神で一泊したとの事。
自身が和歌山まで今日帰ること、このタイミングから帰ると、和歌山に着くのは18時頃になる事を伝えると、お二人は関東からなので、昼頃に出れば余裕で夕方に到着出来るとの事。
四日の日程で、その内の三日お会いする、ってほんと不思議なご縁でした。
平湯にて。
今回、ちょっと早めにチェックアウトしたのは、最終日くらい温泉に入ろうぜ…っていう気持ちからでした。
五千尺ロッジのお風呂も温泉ではないにしろ、しっとりとした良いお湯だったんですけど、やっぱり個人的に旅と温泉は切り離せないので、どうしてもここで入っておきたかったんですよねえ。
ひらゆの森、ほんといい温泉です。
ちょっと白っぽくて、硫黄臭があって、温泉感が高いんですよね。
露天風呂もたくさんあるし、場所によって温度が違うのも、ぬるい目が好きな個人的には好感度高いです。
さて、お風呂上がり。
まだ11時になっていなかったと思いますが、乗るバスは12:30だったので、このままここでまったりしてても良かったんですけれど、このあと幾つかある乗り継ぎが時間厳しいので、ここで食べておく必要がありまして。
信州に来てるんだし、牛肉を食べないとね！
# 味的には、ご飯が進む味でよかったんですけれど、去年アルプス街道平湯で食べた同じメニューの方がお肉大きかった気が…。
そして去年、その前もそうだったけれど、帰る頃になるとやっぱり晴れてくるんですよね。
ただまあ、最後は笑顔で送ってくれてる、っていうことで解釈しておきます。
信州から和歌山に向けて。
前回槍ヶ岳山行の帰りは、平湯からバスで高山、高山から特急で名古屋、名古屋から新幹線と特急くろしおを乗り継いで和歌山、っていう流れでした。
今回は、荷物が大きく重いので、高山からの特急に乗るのがちょっとしんどかったので、同じく名古屋行きの高速バスに乗り事にしました。
高速バスなら、荷物を荷室に積んでくれますかね。
ただ、これがちょっとした誤算になりまして…、渋滞等々で名古屋駅到着がかなり押してしまいまして。
電車と違って、バスはこれがあるから怖いんですよね。
新幹線のチケットは当日窓口で購入する予定だったので、乗り過ごしたかと思ったりもしましたが、何とかチケットを購入して新幹線に乗ることができました。
新大阪からは、和歌山行きの特急くろしおに乗ったんですが、何とアドベンチャーワールドとのコラボ列車。
内装も特別仕様でした。
今回は前回の反省から、オール指定席で帰ってまいりました。
