光のどけき春の日に。

関西発、ゆるゆる登山。

秋旅3日目 ~天橋立

こんばんは。

秋旅3日目です。


前日はお腹いっぱい御飯を食べて、お布団でごろごろしていたら案の定そのまま値落ちしてしまい、起きたら朝でした、という感じで。

チェックイン→お風呂→御飯→お風呂→就寝、というのがこれまでの王道パターンだったんですけど、最近そのパターンが崩れつつあります…。

朝ご飯です。

大変ヘルシーで上品なメニューなんですけど、こういうメニューって食べられるものが少なくて。

結局、御飯をお代わりしまくってお腹を満たす、という感じで。

こういう温泉宿って大好きなんですけど、朝はバイキングの方がいいなあ…とか。

お部屋のお風呂です。

ちょっと熱めのお湯ではありますが、身体が慣れるといい感じになってきます。

目の前がビーチなので、胸の高さまで目隠しがあるので、お風呂に入れながら景色を眺める、っていうわけにはいきませんが、外気が直接入ってくるので、お風呂が熱くなってきたら風を浴びて、という感じで長湯をしていました。

このお宿は、久美浜と外海の境界くらいに立ってるんですけど、久美浜方面です。

時間があればあの橋を渡ってみたいなあ…と思っていたのですが。

チェックアウト後、浜に出てみました。

さすがに季節的にも殆ど人はいなかったわけなんですけど、いい感じに波が来ていたので、サーファーの方が数名海に入っていました。

正面の5階建ての建物がお宿です。

久美浜です。

湖のように見えるんですけど、海なのか…?

兜山です。

頂上には展望台があって、結構見晴らしがいい、とのことでちょっと興味があったんですが、時間的に厳しかったので、今回はスルーして次の目的地へ。

で、この日なんですけど、丹後大学駅伝が行われていて、道路が非常に渋滞していたんですけども、次の目的地は天橋立です。

とりあえず先に御飯でも食べようかと思ってたんですけど、何故か宿泊した翌日のお昼ってあんまりお腹空いてないですよね…っていうことで、

ここ、天橋立ホテルでひとっ風呂浴びることにしました。

最初に天橋立に来た時、ここに宿泊するつもりだったんですけど、ぎりぎりまで悩むことにしたら一気に満室になってしまい、泊まれなかったんですよね…。

それで久美浜の方に宿泊することにしたんですけど、久美浜久美浜で良いところだったんですが、せめてお風呂だけでも入りたい、と常々思っていたわけです。

さすがにこのお昼時にお風呂に入ってる人は誰一人としておらず、貸し切り状態。

お湯的には、海に近い所もあってか、ナトリウム系でちょっぴりしょっぱい感じで、湯温は適温で、いい感じに入れました。

またここはお風呂から天橋立が見えるっていう抜群のロケーション。

それだけでも気分が良いですよね。

お風呂の後、いい感じにお腹がすいてきたので、天橋立付近をぶらぶら。

このあたりには何かしら食べる所があるのは分かっていたので、何かしら天橋立の名物的なものか、魚料理を食べたいなあ、と思っていたのですが。

はい、カツ丼です。

何かものすごくベタなチョイスではあるのですが、ここ松吟の2階席からは何と!

回転橋が見えるんですよ!

しかも今回は上手く窓際の席が空いたので、ここでも一番良い席でお昼御飯を食べることができました。

橋、回るかなー…と思って待ってたんですけど、今回は開きませんでした。

休日は定期的に橋を回してるらしいのですが、平日はそうではないみたい。

前回来た時は橋が回るところを見たのになあ…と思ったりしたのですが、よくよく思い返してみると前回は普通に休日でした。

食後は智恩寺へ。

境内の甘栗屋さんで栗を買って、食べました。

ここの御神籤は、こういう扇子タイプのものになっています。

今回は中吉でした。

…って言うか、前回も境内で甘栗買って、御神籤をやってたり。

やるこたぁ、一緒だ。

帰りに駐車場から天橋立を。

横から見ると、何が何かよく分かりませんが、日本三景の一つ、天橋立です。
ちょっと天気が曇だったのが残念なポイントでした。

ここから帰りは先日開通した京都縦貫道へ。

この京都縦貫道を通る、というのも今回の旅の目的でもあったので、なかなか自分的にもスケジューリング頑張ったなあ…という感じです。

秋旅2日目(2) ~朝来市→久美浜

こんばんは。

秋旅2日目の続きからです。

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お宿からチェックアウトし、向かった先は自分たちにはお馴染みのよふど温泉です。

ここよふど温泉には、朝来方面に来た際には高確率に立ち寄るんですけれど、相変わらずしっとりとした泉質で身も心も非常に癒やされます。

夜明けの立雲峡で冷凍された身体が解凍され、ほっこり気分になったところで、ちょうどお昼タイムになりました。

朝ご飯が早かったのと、少なめだったので、12時前ではあったんですけど、結構お腹減ってたんですよね…。


そこで、県道277号線を朝来方面に5分程戻ったところにあるこの看板を目印に、少し細めの道を山の方への上がっていきます。

ちょっと新し目な民家風のこの建物。

それが、竹田城跡が見える蕎麦屋で大人気の右衛門五郎さんです。

人気のお店だけあって、竹田城跡がよく見える席は全てリザーブになっていたのですが、どうもその予約が13時のようで、「(リザーブ席なんですが)13時前くらいまでなら…」ということで、窓際の一等席に座らせていただくことができました。

肉眼では少し遠目ではあるのですが、写真のちょうど中央に竹田城跡があります。

内部は古民家風の造りになっていて、非常にお洒落です。

座敷にはテーブルが5席程度あり、それ以外には多人数がけのテーブル席などもありました。

少し視線を変えると、見事に紅葉した金梨山が見えます。

今回いただいたのは、鶏鍋(せせり)です。
鍋にお蕎麦を投入し、お肉や野菜と、出汁をからめて食べる感じです。

…激旨。

竹田城跡と、紅葉の金梨山を見ながら、右衛門五郎での昼食。

大変夢見心地な一時でありました。

よふど温泉に行く時、この右衛門五郎の看板をよく見掛けていて、ずーっと気になってたんですよね。
この日、また一つの念願が叶いました。

食後、お店の外に水槽があったので、覗きに行ったんですけれど、右側があなご、左側がすっぽんでした…!

そう言えば何故かここにはサワガニがいたんですけど、ちなみに水は駐車場脇の沢からひいているようで、その沢から侵入したっぽい。

最後に竹田城跡を正面から。

この季節は雲海も出るし、紅葉も綺麗だし、良い季節でございますな。

…で、次に向かったのは何とまた温泉。

奥香の湯です。

ちょっと詰め込みスケジュールな感じもありありなんですが…、初日に寄る予定にしていた奥香の湯なんですが、本日は次の目的地に移動するだけで、それ以外の予定はなかったので、温泉はしごという贅沢をすることに。

よくあるタイプの温泉施設ですよね…っていう先入観から、あまり期待してなかったんですけど、実にぼく好みの泉質で、とろーり系。

温度も程よい感じで、長湯にはもってこいな感じでした。

しっとりなよふど温泉、とろーりの奥香の湯、実に甲乙つけがたい。

折角兵庫まで来たので、もう一泊していこう…っていうことで、ちょうどカニシーズンっていうこともあり、カニを食べられる温泉宿、が今回の目的地であります。

ちなみにこの写真は豊岡市内の様子なんですが、道路から凍結防止で水が出てるんですよね。

結構な勢いで飛び出してるノズルがあったりするんですけど、さすがにフロントガラスまで飛んで来ると、ちょっと困る…。

で、目的地到着、小天橋温泉 涛平です。

以前にも久美浜には来たことはあったのですが、今回は海に近い場所に宿泊することにした次第です。

…と言うわけで、晩ごはんはカニです、カニ!

カニの天ぷらはありませんでしたが、茹でガニ、焼きガニ、カニすきと、カニフルコースで正直食べきれない量のカニ料理が出て、大満足。

しかもこのお部屋、半露天風呂がついていて、入りたい時に温泉に入れるんですよね。

あ~、贅沢贅沢。

やっぱり冬と言えば、カニですよね。


秋旅3日目に続く。


秋旅2日目(1) ~竹田城跡

こんばんは。
秋旅2日目です。



起床は3時半。

…いや、アラームの時間は、の間違いでした。

早めに寝たとは言え、さすがにこの時間にスパッとは起きられないものでございまして。
ただ、最終のパッキングなんかもしないといけませんし、そもそも着替えもしないといけないので、ベッドでのうだうだタイムもそこそこに起床。

今回は立雲峡に一番近いお宿でしたので、4時過ぎくらいに宿を出て、中腹駐車場に着いたのは、4時20分くらいだったかと思います。

前回来た際はラスト1、2台でぎりぎり停められた駐車場も、今回は少しだけ時間が早いせいか、2割程度の空きがある感じでした。

車を出て外の様子を伺うと、吐く息が白く、そしてちょっと駐車場にも霧がかかっているように思われました。

普段の登山とは違い、それほど歩行時間は長くはないのですが、立雲峡展望台だの停滞時間が2時間から3時間程度あるので、防寒だけはしっかりしないといけません。

ただ、どうやってもこの時期、着込んで登ると暑くなって汗かきすぎることになるので、いつもの夏用のウェアの上にフリースを一枚羽織ることにしました。

予め買っていたおにぎりを一個頬張って歩き出します。

前後に人が連なって歩く感じになり、正直自分のペースではなかったんですけれども、無理にペースを上げず、淡々と歩いて行くと、あれだけ前後にたくさんいた人が第2展望台まで来る頃には一人もいなくなっていました。

第2展望台くらいまで登ってくると、割と標高も上がってきたのでふと見下ろすと、竹田駅付近が結構くっきり見えまして…、これは雲海は出ていないな…と愕然としつつも、気を取り直して、とにかく第1展望台までは登りました。

前回は何度も立ち止まって、休憩した道のりも今となっては休憩なしで歩き通すことができたことに、ちょっと自身の成長を感じて嬉しくなったりもしたのですが、ひとまず三脚を立てる場所を確保し、相方の到着を待ちます。

間もなく合流した相方とカメラの準備をしつつ展望台に佇んでいたのですが、やっぱり眼下に街の明かりが見えるので、雲海は出ていない…。

第1展望台についたのが5時過ぎくらいで、たとえ雲海が出なかったとしても、日の出までは待つことを決めました。

この雲海、基本的にはただの霧なので、空気の流れで動くんですよね。

で、当初は竹田城跡付近には雲海がなく、でもその両側になる南北方面には雲海があったので、動いてきてくれないかな…と願いながら、少し明るくなってきた6時過ぎ。

何となく雲海が竹田城跡付近に広がってきたように見えたので、カメラのISO感度を上げてシャッターを切ってみました。

肉眼ではここまでの明るさでは見られていませんが、カメラのディスプレイのレビューで、いま雲海が広がっていることを把握しました。

そして、日の出。

朝陽で、山も、竹田城跡も、雲海も輝き始めました。

そうです、そうなんです、この景色が見たかったんです…!

あぁ、やっぱり来て良かった。
途中で諦めて帰らなくて良かった…!

…で、目的の景色を見ることが出来てホッとしたこのタイミングで、実は猛烈な寒さに襲われていまして…、気温が低かったことよりも、カロリーが足りていない気がしたので、とりあえずおにぎりとチョコレートをお腹に入れて凌ぎました。

 # 相方の話によると、真っ白な顔をしていたらしい。

お腹に食べ物を入れたおかげか、日の出とともに気温が上がってきたおかげか、だんだんと暖かくはなってきたんですけども、やっぱり寒いもんは寒いわけで。

少し明るくなってくると、第1展望台がほぼほぼ人で埋まっているのが分かりました。

本日はタイミングによっては雲海が広がるものの、それほど濃密な感じではないので、夜明け後帰る人もいれば、その入れ替わりのタイミングで登ってくる人もいて、常に結構な賑わいな感じでした。

7時半も過ぎると、雲海の出も無くなり、ポツポツと人も第1展望台から減ってきたんですけど、明るくなって周囲もよく見えるようになったので、第1展望台からちょっと上に登ってみました。

何人か三脚を据えて写真を撮ってる人がいたんですけどもやっぱり第一展望台が場所的には一番良い場所ですね。

 # そこで写真を撮ってた初老の男性に「ここより上に竹田城跡が見える場所はない」と教えていただきまして。

8時位の第1展望台の様子です。
夜明け前/後くらいは、ここに人がいっぱいでした。

 # 三脚立ててる方が、上で声をかけていただいた方なんですけど、何か見たことあるなあ…と思っていたんですが、おそらく写真家の方です…。

さて、本日もこれからの予定がありますので、名残惜しいですが、本日はこれで立雲峡から下りることにします。

第2展望台上の社。

前回に引き続き、今回もお賽銭を。

ここが第2展望台なんですが、数人分のスペースくらいしかありません。

第2展望台からの竹田城跡。
距離はともかくとして、目の前の木が邪魔ですし、ちょっと高度が足りない感じですよね。
ここから第1展望台までは10分程度なので、是非第1展望台まで。

第2展望台直下には滝があります。

第3展望台と、第2展望台の間には東屋がありまして、この付近には愛宕神社という神社があります。

第3展望台の少し上くらいから、登山道が結構水浸しになっています…。
登りはともかく、下りはちょっと怖いですね。

第3展望台。

駐車場から5分程度なので、体力に自信のない方はここからでも良さそうです。

ここが登山口です。

要所要所に看板がありますので、真っ暗な時間帯でライトを持っていないというような悪条件でなければ、迷うことはないと思われます。

駐車場にはトイレと自販機があります。

30、40台くらいは余裕で停められそうな駐車場ですが、休日は前夜からの車中泊組がいそうですね。

駐車場からも竹田城跡は見えますが、見上げる感じになり、ちょっと距離も遠くなるので、ちょっとだけ頑張って第3展望台まで登るのをおすすめしたいです。

桜まつりの横断幕がありますが…、なんかこれ年中あるやつだと思う。

公的なインフラを使う以上、協力という形じゃなくて強制的な感じでもいいと思うんですよ。

去年の今頃から春頃まで、この林道は通行止めになってたんですけど、理由は拡幅工事で、こんなに二車線の広い道路になりました。

拡幅前は一車線で舗装してる部分から外れると道が抉れてて、結構危険だったんですけど、これで非常に通りやすくなりました。

…が、広い部分はまだ一部だったりします。

何年か計画で道を拡幅していくのだと思うのですが、全線開通が待ち遠しいです。

立雲峡駐車場へは県道277号線を朝来方面から来る場合は、この看板が目印になります。

丹波方面からはこの看板ですかね。


そんなわけで、雲海の量としては100点満点とはいかず、量的に寂しい時間帯もありましたが、前日が雨であまり気温も上がらないというコンディションからすると、上出来な雲海だったと思います。

2年越しの竹田城跡と雲海を見る夢が叶いました。

ちょっと長くなりますので、ここで一旦切ります。



秋旅1日目 ~姫路城

こんばんは。

昨日まで結構暖かかったのに、今日になって一気に冷え込んできました。
あまりに部屋が寒かったので、思わず石油ファンヒーターをつけてしまいましたよ…。

さて、先日11/19-21のスケジュールで旅行してきました。

今回のテーマは「絶景と絶品」です…!


…と、まずの行き先は兵庫県姫路市
世界遺産に指定され、かつ先日改修が終了した姫路城を見に行きます。

和歌山を出たのは7時半頃。
現地までは、グーグルマップ上では2時間半程度なのですが、さすがにノンストップというわけにはいかないので、途中で1休憩するとして、向こうまで3時間程度を見込んでいました。

ところが、途中で工事渋滞に出くわしたり、作業車に鼻先を押さえられて大名行列になったりで、気が付けば到着時間が11時過ぎまでズレこむことになってしまいました。


それほど急ぐ旅ではないんですけども、姫路城見学の後にもスケジュールが決まっていたので、若干焦りつつも、姫路城到着です。

姫路城には、ここ何年かで三回目だったりするのですが、過去二回はいずれも天守閣の修復工事中でしたので、こうやって裸の(?)ままの天守閣を見るのは初めてです。

修復工事完了後は「白すぎ城」などとも呼ばれていたようですが、本日は完了から日が経っていたせいか、はたまた曇だったせいか、それほどの白さは感じませんでしたね。

…と言うわけで、朝が早かったせいで、若干お昼には早かったのですが、お腹がいい感じに空いていたので、一先ず姫路城見学の前に昼食を済ませることにしました。

釜飯山本さんで、釜飯定食を。

この日は微妙な気温で、ちょっとあったかいものが食べたかったので、うどんに釜飯と言う組み合わせは絶妙なものがありました。

ここのお店はそれほど店内が広くなく、自分たちはすんなりと座れたんですけど、自分たちが御飯を食べてると一気に混んできたので、ある意味到着が遅れたのも悪くなかったかも…。

と言うわけで、姫路城城門前にやってきました。

この日はド平日だったんですけど、そんなことはお構いなしな混み具合でした。
もうちょっと空いてるイメージだったんですけど、きっとこの場にいる人の殆どがそう思ってたことでしょう…!

今回の姫路城訪問の目的は天守閣の見学なので、城郭内にずんずん侵入していきます。

天守閣入場ゲートには30分待ちで、見学には2時間程度必要と書かれてあったのですけど、時間的に戻ってくる人と入る人と、概ね半々…といった感じでしたでしょうか。

待ち時間が発生するのはどうしようもないのですし、姫路を出る時間が決まっているので、いち早く天守閣に向かう必要がありました。

天守閣が近づいてきました。

こうして近づいてみると、やっぱり白いなあ…と思うわけですけども、出来立ての漆喰壁が白いのは当たり前の話なので、時間とともに良い風合いになってくれるんじゃないかなあと。

天守閣に向かうルートは時計回りと反時計回りの二つのルートなんですが、今回は時計回りルートでした。

桜の季節に来た時は、反時計回りで、ちょうどこの画面にかかってる桜の木がいい感じに咲いてて、綺麗だったんですよねえ…。

…と思ったら、天守閣の真下のスペースに桜が咲いていました!

実は、今回は撮影旅行だったりするので、久々にCANONの一眼レフ(70D)を持ちだしてきたんですけど、一眼レフで撮るのは楽しいですね。

天守閣の真下まで来ました。

この眼の前の壁の向こう側から天守閣に入っていきます。

入場ゲート付近で30分待ちとか書いてあったので、結構混雑してるんじゃないかな…と思ってたんですが、30分ってどんな30分なんだ?って思うくらいに空いています。

彦根城もそうだったんですけど、やっぱりこういうお城の天守閣の階段って、結構梯子的な感じでかなり急ですよねえ…。

天守閣内の展示物等も見つつ、順調に登ってきたんですけれど、最上階の一つ手前のフロアまで来ると、ちょっとした行列になっていました。

まあ、当然一番上のフロアが最も狭いスペースで、かつ最もみんなが目的としている場所だろうと思うので、多少の混雑は仕方がないところです。

最上階のフロアには小さな神社(社?)があり、外周部分がオールスタンディングのライブ並に混雑していたので、一先ず神社でお賽銭を上げて手を合わせました。

基本的に、最上階だけではなく、姫路城も人の流れが一方通行になるようになっていまして、外周部分を人の流れに乗って歩きます。

二番目の高さの鯱です。

ぼくもそうですが、みなさんここで足を止めて写真を撮るので、この辺の人口密度が妙に高かったです。


レトロなレンガ造り建築がモダンな感じですよね。

ぐるっと一周してきてから、姫路城の前に出てきました。

修理してる頃は、ここに天空の白鷺があったんですよねえ…。
今年の春に見学再開されてから、いや、修理してる頃から、ずっと来たいと思ってた姫路城。
今日、夢が叶いました!

この時点で既に1時半を過ぎているような状態で、2時半か、遅くとも3時には姫路を出ないといけなかったので、このまま駐車場に向かいます。

外の城門付近の芝生の所に猫ちゃんが数匹いました。

人に慣れているのか、近寄っても逃げませんでしたので、ちょっと触らせてもらったんですけども、久々に猫触ったなあ…。

さて、今回の旅の目的は姫路城の天守閣に登る、というのもあったんですけど、どっちかと言うと優先度が高いのが次の目的地の竹田城跡です。

一年前の今頃にも竹田城跡行きを計画していながら、色々あって流れてしまったんですよねえ…。

なので、2年ぶりで、1年後しの竹田城跡行きだったわけです。

姫路から朝来までは、大凡1時間半くらいの道のりなのですが、お宿のチェックインまでに、お土産購入、晩ごはん買い出し、翌朝の諸々の買い出しなどの用事があったので、ちょっと姫路から出る時間が早くせざるを得なかったんですよね。

と言うわけで、曇ってて暗くてよく見えませんが、山城の郷の駐車場からの竹田城跡です。

 # スマホからの写真なので、いかんせん画質はこんなもんです。

竹田城跡の(?)のゆるキャラ、たけじぃです。
ちなみに、口癖は語尾に「だじょ」とつけることのようです。

ここ山城の郷では、職場用のお土産と、自分用の竹田城跡カレンダーを購入いたしました。
過去にも竹田城跡カレンダーは買ったことはあるんですけど、勿体無くて使えなかったのですが、今年こそは使ってやろうかと思っています。

この後の予定では、コンビニで買い出し→温泉→お弁当購入→チェックイン、という形だったんですけど、思いの外時間がかかってしまい、お宿でシャワーを浴びることにして温泉は諦め、コンビニで買い出しの後、お弁当を購入してからお宿のチェックインいたしました。

そう言えば、前回と同じかまどやさんでお弁当を買ったんですけど、前はツタヤの横だったんですが、店舗移転で奥香の湯の斜め前になっていました。

前もかまじやさんですき焼き弁当を買って、翌朝に綺麗な雲海が見られたので、今回も験を担いで同じくすき焼き弁当を購入いたしました。

今回のお宿は立雲峡に最も近い某ホテル。

さすがに作りの古さは隠せませんが、かなり広々としていますし、お風呂も手足を伸ばして入れるお風呂だったので、非常に有りがたかったです。

やっぱり湯船に浸かって、温まるだけで疲れもとれますし、ぐっすり眠れますしね。

翌朝は夜明け前から立雲峡に登らないといけないし、駐車場も速攻で満車になってしまうので、3時半おき決定。

気になっていた天気も、まあまあ雨ではなさそうだったので一安心ではあるんですけど、この日が雨~曇だったので、あまり気温が上がらなかったので、寒暖の差がポイントになる雲海の発生条件的にちょっと厳しいかなあ…。

そんなことを思いながら、とにかく早起きをしないと話は始まらないので、翌朝の立雲峡登山と撮影の準備を整え、早めに就寝しましたとさ。

秋旅2日目に続く!

竹田城に行こう!

こんばんは。


そんなわけで、11/19-11/20で兵庫県朝来市竹田城跡に行くことになりました!

もうかれこれ竹田城跡には2回、立雲峡には1回行ってるんですけど、その内の2回は雲海目当てだったんですが、この2回とも大当たり。

これぞまさに天空の城と言うべき絶景を目の当たりにしまして、それから竹田城跡の大ファンになってしまいました。

自分が行った直後くらいに竹田城跡での転落事故があったり、史跡の傷み具合が酷くなったとの理由から柵が出来たり、足元にシートが敷かれたり、天守台が立ち入り禁止になったり、色々と規制が厳しくなってしまったのが残念ではありますが、文化遺産なのでこれも致し方無い処置かな、と。

桜の季節にも一度竹田城跡には行ってるのですが、これは大体の時期を合わせれば満開の桜を見ることができますが、雲海については時期もさることながら、当日の天候や気象条件が非常に重要になってきますので、山登りの時と同様、天候に左右される旅になるので、今から天気予報に釘付けになっていたりします。

ただ天気予報もサイト(情報元)によって割と予報が異なるもので、暫く天気予報でやきもきする日々が続きそうです、はい。

自分のメモ的にいま見てるサイトを載っけてみる。

朝来市

<tenki.jp>


<てんきとくらす>

気象庁


…当日、お天気に恵まれますように。

GARMONT Ramblerのソールひび割れ

こんにちは。

先月観音峰に登った際、展望台でのお昼休憩で一旦登山靴を脱いだんですけど、何となく見てみたソールにあるものを見付けました。

何と、ひび割れ。

ちょうど左足の親指の下辺りなんですけども…、そう言えば前にちょっと鋭角になった岩の角をあえて踏んで歩いたなあ…と。

いやでも、それくらいでソールってひび割れるものか…、っていう感じで正直ちょっと腑に落ちないんですけども、まあ底までぱっくり割れてるわけでもなく、表面の数mmくらいがうっすら割れてるだけなので、今すぐ歩行に支障をきたすことはなさそう。

とは言え。

遅かれ早かれここからソールの剥がれにもつながってくるでしょうし、あんまり安心して履ける靴ではなくなってしまったなあ…という感じ。

今ならまだそれ程ソールも減っていないので、片足だけの交換ですむと思うんですが、正直あまり自分の足に合っていないとも感じているので、これを期に新しい靴を探してみるのもいいかなあと。

それで、お店でフィッティングした時のことをふと思い返してみたんですね。

登山用の靴下を持ってこなかったので、お店で靴下を貸して頂き、傾斜路を使って何度も登り降りをして、体重をかけたりして、足に当たりがないことを確認したのに、どうしてこんなに足に違和感を覚えることになったのか。

まあ、当然お店でのフィッティング時の歩行と、実際の山行での歩行が違うのは当たり前だとして、靴下は当然違いますが、靴下ってそれほど厚みが変わるものでもなく…、ここで思い当たるものはインソール、でした。

結構厚みが違う…!

まあ、このインソールは端が持ち上がっているタイプなので、見た目程も厚みがあるわけではありませんが。

このインソールは、ソルボS-CUBEスケルトントレッキングというインソールで、Amazonの注文履歴を見ると、今年の01月に購入しているので、この靴を買ったタイミングに合わせて購入していることが分かります。

…で、ですね、靴をフィッティングする際に、当然このインソールは持ってなかったわけで、標準のインソールでフィッティングしてるので、そりゃ足のフィット感に違和感が出るよなあと。

元々のMAMMUTの靴が27.5cmだったんですが、GARMONTの靴は-0.5cmで27cmなんですよね。

だから、余計に厚みのあるインソールを入れちゃ駄目だった、のかもしれない。

うーん。

この靴を修理するかどうか、とりあえず標準のインソールに戻して2、3回山に行ってみてから判断する、っていうことにしました。


そう言えば、自分が純正以外のインソールを入れるようになったのって、山登りを始めた頃にやたらと足の裏が痛くなったから、なんですよね。

最近は山登りに慣れたのか、インソールがいいのかは分かりませんが、以前ほどの痛みを覚えることは皆無になっていまして、今になって思うと多分足の裏の痛みってインソールとか靴が原因じゃなくて、おそらく歩き方が原因だったんだと思うんですよね。

なので、その部分の検証も含めて次回はGARMONTの靴に純正のインソールを入れて登ってみようかなあ、と。

観音峰の後は、初秋の洞川にて。

こんばんは。

前回のエントリーでアップした観音峰山行の後、大峰山系のお膝元である洞川温泉で一泊してきました。

最近、一泊二日のスケジュールで初日に山行、そのあと温泉でのんびり…というのが定番になりつつ…って言うか、定番にしてやるっていう感じでありますが。

今回は、観峯荘にしぎに宿泊いたしました。

ここ洞川温泉は全体的にレトロなお宿が多いんですけれど、難点はお部屋にトイレがない、という部分なんですよね。

なので、予約サイトで洞川のお宿をピックアップするときにいつもネックになるのが「部屋にトイレ」という条件だったりします。

今回の条件は料理が猪鍋で、出来たら11時チェックアウトがいいなあ…、でもトイレつきは必須!という感じで、検索に検索を重ねてヒットしたので、こちらのお宿でした。

今回、自分たちが泊まった部屋は多分、後から増築された新館っぽいお部屋で、全体的な造りがとても新しく、そしておしゃれでした!

…と言いつつ、お部屋の写真を撮ってないとか。

観音峰の登山口からここまでそのままの服装で来たので、とりあえずお部屋に入ってやることは着替え、そしてその流れでひとっ風呂!

ここ洞川温泉のお湯はちょっと熱めなんですけど、泉質がとてもさっぱりしてて、湯上がりがものすごく爽快なんですよね。

と言うわけで、お宿の自販機のコーラが売り切れだったので、コーラの自販機を探しつつ、お宿付近を軽く歩いてみます。

ってか、役小角ゆるキャラ…じゃない、これは萌えキャラって言うのか。

性別的には男性のはずだけど、洞川温泉は一体どこに向かっているのか…?

川に架かる紅葉。


岩肌にも紅葉。

…イマイチ綺麗に撮れていませんね。

残念。

そして、結局お宿周辺をぐるっと歩いてきたんですが、コーラの自販機はあったものの、肝心のコーラが売り切れでございまして、手ぶらで帰ってきたんですけども。

お宿に帰って、ちょっとまったりしつつ、御飯タイムになったのでごはん処に移動。

念願の牡丹鍋でございます。
これで二人分なんですけども、量的には大変十分な感じでして、ほっこりほっこり体も温まりまして大満足なメニューでした。

ちなみにコーラは自販機にはなかったものの、お宿内にはあったようで、注文したら出してきたくれました…w

そうそう、このお刺身って実は川魚なんですよ!
(イワナだったか、ニジマスだったか…

ごはん処はおそらく本館と思われる建物の二階だったんですけど、廊下から洞川の行者さん通りが見えるというロケーションでしたが、この季節の洞川は既にちょっと寒いんですよね。

…なので、この通り石油ファンヒーターが大活躍している、という。

ご飯後はお部屋に戻り、二度目のお風呂に入りまして、体をしっかり温めたところで就寝いたしました。


二日目の朝は、まずお風呂w

そして、御飯!

洞川の朝ご飯と言えば、やっぱり湯豆腐ですよね。
季節を問わずに美味しい、洞川の湯豆腐。
夜は鍋、朝は湯豆腐が洞川の贅沢スタイル!(変な確信

この後11時チェックアウトの特典を最大限に生かし、もう一度お風呂に入り、ギリギリまでまったり(またはダラダラ)しまして、多分同日宿泊者で最後にチェックアウト。

ここ洞川に来てほぼ毎回してるのは、お豆腐を買うことなんですけども、普段は丸亀商店さんで買っているので、今回は山口屋さんでお豆腐を購入しまして。

その流れで、ごろごろ水を汲みに来ました。

ここごろごろ茶屋の駐車場代として500円を支払うと、お水が汲み放題なので、今回は10Lの水タンクを用意して、それにたっぷりお水を汲ませていただきました。

しかし、そんなに汲んで何に使うんだろう…っていう量を汲んでいる人もいたりで、飲食店でも経営してるのかなあとか勝手に想像してみたり。

今回、時間があれば行ってみたいなあ…と思っていたのが大峰山の登山口で、出来たら今年雪が降る前に大峰山(山上ヶ岳)に登ってみたいなあ…と思ってるんですよね。

ただもう11月下旬になると雪が降るかもだし、12月に入るとほぼ雪降るだろうし、今年中に登るっていうのはちょっとむずかしいかもしれません。

この辺の山って、なんか初登山が積雪期っていうのは避けたいんですよね。

大峰山と言えば山頂の写真より、この女人結界門の写真の方が何故かメジャーですよね…っていうことで、ぼくも撮ってみる。

自分的に結構奥の方にあると思ってたんですけども、実は手前のお寺の外れにあるので、ちょっと拍子抜けしてみたり。

来年の春くらいに、また来ます。多分。


さて、女人結界門を見に行った時でもう12時近かったんですけど、それほどお腹が空いてなかったので、お昼御飯食べるっていう気にならず、たまたま前を通りかかった龍泉寺の紅葉が綺麗だったので、立ち寄ってみました。





紅葉って好きです。

だって、適当に流し撮りしても、それなりに絵になるしw

ちなみに上の写真はいつも登山の時に使ってるSONYのNEX 5Rで撮ったんですけども、普通に一眼レフを持ってきてる人がいたりしたので、ちょっと自分も一眼レフが恋しくなりました。

気軽に撮りたい、でもそこそこ綺麗な写真が撮りたいっていうことで選んだのがAPS-CSONYのミラーレスだったので、同じAPS-CCANONの70Dでも似たような画にはなるでしょうけど。

でも、一眼レフで撮るって自分的に「ちゃんと撮らなきゃ」っていう意識が強く働くので、ちょっとしんどかったりもするのも事実だったり。

お昼はここも洞川的定番のバス停前のみやそいさん。

焼き川魚がメインなんですけど、鹿カツも結構美味しいんで、一人前1500円と結構なお値段するんですけど、ここに来るとやっぱり頼んじゃうんですよね。

お豆腐が冷奴だったのがちょっと残念ではありましたが、冷でも熱でも旨い洞川の名水豆腐。

そんなわけで、これで洞川を後にします。

山奥の秘湯的な雰囲気が残ってて、ここ洞川は非常に和める場所です。

他の観光地だったら、「何かをしなきゃいけない」って思っちゃいますけど、ここだったら「まあ、まったりすればいいか」ってなっちゃうんですよね。

また、来ます!


この後、観音峰展望台でご夫婦に教えていただいたロールケーキを買いに、今西商店でプリンとロールケーキを購入。

…馬鹿なことに冷蔵庫に入れたのをすっかり忘れてしまって、結局食べられなかったので、またリベンジ購入に行く予定です。

そして締めの温泉は、天の川温泉へ。
内湯はめっちゃ熱くて、殆ど入れなかったんですけど、外の露天風呂がちょうどいい温度だったので、主に露天風呂でまったりさせていただきました。