光のどけき春の日に。

関西発、ゆるゆる登山。

高野山町石道を歩こう。

こんばんは。

ぼくは生まれも育ちも和歌山で、和歌山って文字通り山の町だよなあ…って思うことが多いんですけども、そもそも和歌山の山って殆ど登ったことないよなあ、と。

2年前の4月に龍門山に登ったくらいで…、まあ機会があれば登ってみたい山は幾つかあったりするのですが、先日高野山関連の調べ物をしていて、これを知りました。

高野山と言えば、真言宗の総本山で、まさに霊山、霊場であります。

ちなみに我が家は真言宗の檀家で、ご先祖さんも高野山に祀られていたりしますが…、それはさておき。

ホームページからパンフレットの請求が出来るみたいでしたので、依頼してみました。


3、4日くらいで届きました。

ありがとうございます。

メインは中央の「旅のハンドブック」ですが、熊野古道関連のパンフレットもお願いしました。


町石道ガイドマップ。

高野山まで20km超。
ここを一日で歩きます。

まあ、エスケープルートもあるので、途中で力尽きた場合にも何とかなったりしますが、可能な限り一日で歩くようにしたいと思います。

過去にないロングルート、距離からすると高低差はそれほどでもありませんが、明らかに20kmは未知の領域です。

05月以降は時間がなく、時間が作れる頃には夏になってしまっているので、町石道にはその前の04月に歩きに行きます。

上手くタイミングを合わせれば、桜も見られるでしょう。

楽しみです。

パワーガス105トリプルミックス SOD-710T

こんばんは。


先日の観音峰山行で使い切ってしまったバーナーのガス缶ですが、奈良からの帰りに同じものを買って帰ったんですけども、さすが満タンの新品は空っ穴になった自分のガス缶とは全く重さが違ったんですよね。

そこで、実際の重さってやつを計ってみました。

まず手元にあるガス缶。

91g。

ちょっと振ると、まだちょっぴり残ってるようで、サラサラと音がしますので、完全には使い切っていない感じです。

新品のガス缶。

191g。

元々のガス缶は去年の06月に購入していまして、そこから約半年というところではありますが、月一山行で毎回携帯していたわけではないので、山行5回分くらいっていうところでしょうか。

となると、100gを割ってくると、ガス欠を起こす危険性が高まる、という感じですかね。

ガスを使った時間を記録するのはちょっと面倒なので、ガスを使った回数くらいは記録しておこうかな、と思う今日この頃。

洞川温泉 2016/02/12-13

こんばんは。

先日の観音峰山行の後、洞川温泉で一泊してきました。


ここ洞川温泉は元々大峰山の修験者のための宿で、家族経営でレトロな宿が多かったりします。


お宿は洞川温泉 花屋徳兵衛です。

今回は徳兵衛で一番良いお部屋に泊まったんですけれど、実は今回じゃらんのふるさとクーポンで一人あたり1万円で宿泊することが出来ました。

お部屋は最上階で、ちょっと階段が長いですが、リフォームしたのか新築したのか、大変綺麗でした。

名前は東の天空。

このフロアにはもう1部屋あって、同じグレードのお部屋のようでした。
また、貸し切りのお風呂もありました。

部屋にはテラスがあります。
揺り椅子があって、座ってみると結構いい気分でした。

テラス下には多少の雪がありましたが、降ってからちょっと日がたってるように思えました。

良いお部屋です。

前回冬に洞川温泉に泊まった時はお部屋にコタツがあったので、今回もちょっと期待していたのですが、コタツはありませんでした。

夜は、鴨鍋です。
最初、ちょっとお肉が少ない?とか思ったんですが、実際食べてみると結構な量があって、お腹いっぱいになりました。
鍋的には牡丹鍋の方が好きなんですけども、鴨鍋はシメに雑炊があるので、そういう意味では鴨鍋も捨てがたい。

朝は普通の日本食。
洞川と言うこともあって、朝食には湯豆腐を期待したのですが、残念ながら湯豆腐はなし。

チェックアウト時はごろごろ茶屋へ。

雪は殆どなし。
今回も10Lの水を汲みました。

しかし、毎回思うのですが、100Lくらい汲んでる人は何に使ってるんでしょうか…。

徳兵衛の近くのタバコ屋の店先にステッカーの自販機がありました。
どこかのコーヒーショップみたいなステッカーがあったので買ってみたんですけど、一見たくさん入ってるように見えましたが、ステッカーは1枚でした。
正直ちょっと高いんですけども、まあシャレだからいいか、と。

お昼は定番となったみやそいへ。

これまた定番の川魚の焼き魚定食。
ここでやっと湯豆腐を食べられましたので、かなり満足。

続いて天川村今西商店へ。
前回購入したものの、志事が忙しくて食べられなかったプリンを再購入。

今回のシメの温泉は西吉野桜温泉です。
天川村からは、県道53号線を通り、国道168号線に抜けるルートで行ったのですが、離合不可の狭い道が多く、ちょっぴり疲れました。

やっぱり天川村に来るなら、370→309がいいですね…。

ホームページで見た時にオープンが新しかったので、来てみたんですけども、まあまあ普通の温泉でした。
天川村の帰りとかで立ち寄るにはルートが逸れる感じなので、ちょっと来にくいかなあとは思います。

温泉の他にはバーベキュー施設もあったり、宿泊施設もあったり、夏が本番の季節なんだろうなあと思います。





観音峰 ~春近し、季節過ぎゆく。

こんばんは。

02/12に奈良県天川村の観音峰に行ってきました。

観音峰 ~春近し、季節過ぎゆく。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-812684.html

いつも山行計画を決めてからは天気予報に釘付けになってたりするんですけども、ちょうど山行予定の週末から気温が急激に上がるらしく、雨の予報だったり、嵐の予報だったりが乱れ飛んでいましたが、何とか当日は悪天候は避けられました。

ただ、去年の観音峰登山口はもっと雪があって、それこそ駐車場一面雪で真っ白だったりしたんですけども、今年は全く雪がありません…。

天川村への道も雪がなく、去年の年末に折角スタッドレスに履き替えたのに、今シーズンはまだ雪の道を走っていないのが悲しい。

自分達の他に登山者の車らしき車もなく、平日とは金曜なので、ちょっと寂しい感じ。

去年はここ観音峰で初スノーシューを楽しんだんですが、登山口からこんな状態だったりすると、山頂付近も雪は期待できなさそうなので、折角持ってきたスノーシューは車に置いていきます。


ぼくは元々高所恐怖症で、この手の吊橋とかも一昔前まではおっかなびっくりだったはずなんですが、山を始めてから割と高所恐怖症が緩和されてきた気もします。

…この吊橋、高度感はあまりありませんが、結構揺れるんですけども、割と平気でほいほい渡っちゃいました。

吊橋を降りた辺りがちょっと凍結していました。

まあ吊橋も山側が微妙にちょっとだけ凍ってたりするんですけども、それほど道が凍結してる感じもないので、アイゼンはつけずに進みます。

みたらい渓谷遊歩道との出合いまで来ました。

いつか渓谷の方にも行ってみたいと思いつつ、観音峰方面に進みます。

観音の水。

いつになく水量が多いような気がします。

…と思って前回の写真を引っ張りだしてきて見てみたんですけども、多いと言えば多いし、特に変わらないと言えば変わらない気も。

いつもの笠。

ほんといつからあるのか、誰が置いたのかっていう感じですけども、こういう特徴のはっきりしたものって、視覚的に記憶しやすいですし、ちょっとしたお守りな雰囲気もあって、ここまで来るとちょっとホッとするんですよね。

ガシガシ登って第一展望台まで。

ここから八経ヶ岳方面が展望できるらしいんですけども、前回登った時はあまり視界が広くなく、よく見えなかったので、一旦登りではスルー。

観音峰のルートでもしかすると一番好きかもしれないのがここ。

正面の杉の木の存在感が好きなんですよね。
なんかここで待っててくれてたみたいに思えるんですよね。

で、実は後ろにもう一本隠れてて、二人羽織な千手観音状態。

日裏になってる斜面とかには若干の白いものがあったりするんですけど、登山道近くに張りだした岩に氷柱が。

手前のは結構な太さですし、奥側の方は一面凍ってる感じなんですよね。

もうちょっと近くで見てみたかった…!

のんびりのんびり、観音平まで来ました。

ここでザックを下ろし、今回初めて買ったアミノバイタルのアップル味のゼリーを飲んでみたんですけども…、やっぱりアミノバイタルアミノバイタルだった…という感想。

まあ、それはさておき、大体登山開始1時間くらいでそこそこなものを補給しないと、次の1時間がだんだんキツくなることが分かりまして、最近はすっかりゼリー飲料がメインになっています。

登山を再開しますが、秋は紅葉が綺麗だったこの辺りのポイントも季節柄すっかり葉っぱも落ちて寒々しい感じなんですが、雪がないせいで相当残念な感じに見えてしまいます。

霧氷見せろとまでは言いませんので、せめて雪くらいは…。

厳しいつづら折れの坂を登り切り、観音峰展望台の石碑が見えてきました。

ここまで来ると遮るものがなくなるので、ちょっと風があったんですけど、何故かススキの横を通る時は冷気じゃなくて、熱気を感じてびっくり。

前回はかなりくっきりと見えたんですけど、今回は稲村方面はガッスガスでアウト。

弥山方面も同じくガッスガスでアウト。

この展望台についた時点でまだ10時40分くらいで、まだお昼にするにはちょっと早い時間帯。

今回は久々に相方と一緒だったんですけども、若干唆しつつ、もうちょっと歩いてもらうことにしまして、展望台を後にします。

目的地はこの後ろのピークを超えて、観音峰山頂です。

展望台から一瞬下り、偽ピークの取り付きから振り返ってみますと、観音峰展望台の形がよく分かる構図になっていました。

この展望台って、コポッとまん丸い感じになってるんですね。

そりゃ360度展望だわ…。

まあもう見た目で分かっていたことなんですが、偽ピーク方面も全く雪も氷もなく、紅葉が終わった初冬の山…という出で立ちでした。

…と思いきや、木が芽吹いてる?

まだ2月半ばだと言うのに、実際は冬山の終わりで、春が近い感じですか?

偽ピークを超えると、ちょっと雪が…と言うか、降った雪が溶けて再凍結した感じで、一切のフカフカ感はありません。

下りなので、この凍結感が微妙に怖かったりしたんですが、この凍結ゾーンもすぐ終わりそうだったので、やっぱりアイゼンは使わず。

鞍部に出ました。

林の奥になっていますが、観音峰山頂らしきピークが見えてきました。

謎のもじゃもじゅ。

苔っぽいけど、苔なのか?

さて、この植林帯と自然林の境目を登りきれば観音峰山頂です。

…出来れば、雪の道を登りたかったなあ。

ただまあ、この青空。

せめてもの青空、という感じではありますが、それでもやっぱり癒やされますよね。

はい、観音峰山頂に到着です。

ここに来るのは1年ぶりで…、前は雪もっさりでここからスノーシューを履いて三ツ塚まで行ったんですけども、ここから進んでも雪はなさそうだし、いい時間になっていたので、ここでお昼です。

例によってお湯を沸かしてカップラーメンを食べたのですが、どうもガスが自分が思っているよりも残り少なかったようで、途中から火の勢いが落ちてしまいまして、ちょっと心配もしたんですが、何とか二人分のラーメンと珈琲のお湯が沸くまでガスは持ってくれました。

最後片付ける時に振ってみたら殆ど音がしなかったので、ほぼほぼ使い切ったのかなと。

食後、山頂付近に僅かに残っていた雪の上を歩いてみました。

微妙に表面が凍ってる感じで、ざっくざくっていう音が心地よい感じ。

…この調子だと、もう今シーズン最後かもしれませんな。

帰り、偽ピーク付近より。

いい感じにガスがとれて稲村方面がばっちり見えています。

稜線の向こうには山上ヶ岳か…?

まあ、どこに行っても今日は霧氷は駄目だった感じでしょうね。

展望台から、稲村ヶ岳、大日山、バリゴヤノ頭。

稲村ズと石碑。

弥山、八経ヶ岳

去年は上手くスケジューリングできなくて諦めましたが、今年こそは近畿最高峰に登ってみたい。

理想は初夏の小屋泊…ですが、一泊になった途端にスケジューリングのハードルがめっちゃ上がるんですよね…。

そして最後に金剛山、水越峠、大和葛城山

金剛山で思い出しましたが、山登り始めてそろそろ丸二年ですね。
最初はここまでハマるとは思ってなかったんですけども、丸二年もやれば、割と胸はって山登りが趣味ですって言えるよね。

今回、靴はガルモントに戻しました。

そうすると、やっぱり靴ずれはなくなったんですけども、やっぱり爪先が微妙に当たったり、足先の方が窮屈だったりするので、足に合ってるとは思えないんですけども、これまでの実績からの安心感が強いんですよね。

足が痛くなるとその途端に歩けなくなるので、その他のギアが身体に合わないのとは比較にならないんですよね。

高い買い物だったし、もう一回くらいキネシオを巻いて保護して履いてみようかと思うんですが、実際結構怖い。

まあ、右足の捻挫が治りきらない状態で今回山に行って、また軽く捻ったので、次回山行まではちょっと日を開けて、じっくり対策も含めて考えてみようかなと。

軽く捻ったって言っても、普通の時だったらなんてないレベルの捻り方ではあったんですけどね。

さて、この観音峰登山の後、前回もそうだったんですが、例によって…と言う感じで、洞川温泉に宿泊しましたが、その辺りは別エントリーにて。

登山靴と靴ずれ対策。

こんばんは。

先日、新調したザンバランの登山靴で靴ずれしたので、SPENCOのセカンドスキンで対策してみます、というお話をしたと思うのですが、結論から言うと靴ずれがひどくなりました…。

前回の高見山での靴ずれは、かかと部分が少し赤くなった程度で済んだのですが、今回は皮膚が浮くレベルの靴ずれになってしまい、対策は失敗に終わりました。

ただ、気になる点としてはセカンドスキンを貼った部分は問題なく保護されていて無事な状態だったのですが、セカンドスキンと皮膚の境目辺りが縦に靴ずれしたんですよね。

今回の敗因としては、踵全体を覆うようにセカンドスキンを貼らなかったこと、だと思われます。

このセカンドスキンなんですけども、成分の9割が水ということもあり、境目の皮膚が水分でふやけてしまい、被害が拡大したのではないか、という説が今のところ自分の中で有力な感じです。

前回高見山で靴ずれしたポイントを中心に保護することを考えていたものの、基本的には踵全体の問題だった、という。

じゃあ踵全体に貼ればいいじゃん、っていう話ではあるんですが…、そこまでしてこの靴を履かなあかんのか?ということなんですよ。

薄給の身分ですから、この靴は正直とてもとても高い買い物だったわけですけども、次回の山行でセカンドスキンを踵全体に貼れば靴ずれは大丈夫かもしれないですが、大丈夫じゃないかもしれない。

月一回の楽しい山行が、足元不安でびくびくしながら歩くのって、ものすごく本末転倒と言うか、楽しめるものも楽しめないと思うんです。

セカンドスキン以外にも靴ずれ対策のグッズはあるでしょうし、もしかするともっと別のものがジャストなのかもしれないけれど、正直今回の靴ずれはまだこの山行だったから何とかなったレベルであって、普通の山行だったら歩けなくなっていたかもしれないわけです。

そんなリスクを払ってまで、この靴を履かなあかんのか?

…と。

また今週末頃に山行を予定しているのですが、ザンバランの靴を今後どうするかは別として、ちょっと足を休ませたいので、一先ずガルモントの靴に戻そうと思っています。

靴ずれさえなければ、ザンバランの靴はベストフィットで良いんですけども。

とりあえず、いつものショップの店員さんに相談してみるかなあ。

氷瀑の御船の滝 ~七色の光をその身に纏う。

こんばんは。

先日、奈良の川上村まで行ってきました。

目的としては、氷瀑の御船の滝だったんですけども、実はギリギリまで迷ってたんですよね。

と言うのも、皆さんご存知のように、今年は超がつくほどの暖冬で、しかも2日前の時点では一切氷瀑してなかったんですよ。
(Twitter検索。)

2月についてはまだまだ忙しい時期ですし、正直次の寒波が来るかどうかも分からず、ましても日程が合うかどうかもわからない、ということで、ちょっと諦め気味だったわけです。

ただ、その日の夜と、前日の夜の二日間がちょっと冷え込むという予報があって、ものすごく迷いだしてしまった、と。

折角行くなら氷瀑の滝を見たいわけで、氷瀑していないなら他にもやることはあるので、そっちをやってしまう、という考えもありましたし、そもそも先月の高見山で傷めた右足首もまだ万全ではなかったので、足元についての不安もあったわけでして。

最終的には前日に行くことを決めたんですけども、凍ってなくて当たり前、ちょっとでも凍ってたら儲けモン、っていうことで。

元々山を始める前はカメラ趣味もありまして、良い風景写真を撮るために始めた登山でしたが、最近ではすっかり登山がメインになってしまっているのもあったので、今回は久々に一眼レフを引っ張りだして行こうと。

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氷瀑の御船の滝 ~七色の光をその身に纏う。 

自宅を出たのが5時半で、そこから途中のコンビニで物資の買い出しなんかをしつつ、いひかの里に着いたのが7時半頃でした。

その時点では駐車場には自分の車一台しかなかったんですけど、暫くするもう一台追加されまして、後から来られた方と少しお話をして、少しタイミングをズラして自分も出発しました。


まあ見ての通り、寒波の後はいひかの里も雪に埋もれるそうですが、今回は一切雪らしきものはなく、SPENCOのセカンドスキンを貼ってのザンバランの登山靴の感じを見たかったのもあったのですが、舗装路歩きはちょっとしんどいかも…と思いつつ、スタート。

車の外気温計では-4℃くらいだったと思うんですが、風がなかったので予想以上に温かい感じがしました。

また非常に天気もよく、青空も広がっているので、氷瀑については期待薄かなあ…、氷瀑しててもすぐに崩落しちゃうかなあ…なんて思いながら、少し急ぎます。

ただまあ、こういうとても単調な舗装路なんで、正直歩くのがしんどいんですよ…。

歩きやすくていいんですけど、歩きやすさとしんどさは比例しないのが嫌な所。

山からの水が流れ落ちてるポイントがありまして、一応気温が低いせいか、草木についた水が凍っていました。

辺りに全く雪がないので、こういうところに冬山っぽい所を見出してみたり。

この辺の山肌ですが、割と岩がむき出しになっている感じです。

まあ、ルート自体も川沿いなせいもあるかもしれませんが、単調な舗装路歩きのアクセントになってくれて、ちょっと助かりました。

少しずつ陽が高くなり始めまして、ちょっと眩しい感じです。

天気が良いのはいいんですけども、気温が上がるのはちょっとなあ…。

岩戸の滝と東屋まで来ました。

遠目にはデッキまで下りられるのかと思ったんですが、封鎖されていましたので、休憩がてら東屋から滝を眺めていました。

結構水量がありまして、ドドドドドっていう感じで水が流れ落ちています。

御船の滝とは雰囲気の違う滝ですが、ここまで元気良く流れてるのを見ると、御船の滝も凍ってないだろ…と思わせます。

井氷鹿の井戸とな?

何やらこの奥にある雰囲気で、ちょっと土の道を歩きたいところではあるんですが、一応今日の目的地は御船の滝なので、登りでは一旦スルー。

帰りに余裕があれば、寄ってみることにします。

日陰になっている所にちょっとだけ雪がありました。

湿った感じの雪だったので、触りには行かなかったんですけど、ちょっとだけとは言え、一応冬山なので雪があるとちょっとホッとします。

岩肌のちょっと窪んでる所に氷柱が着いていまして、この時期としては小ぶりではありますが、標高が上がってくると、少しずつ冬山のにおいが漂ってきたので、テンションも上がってきました。

ほそーい滝が流れています。

この滝まで来ると、御船の滝へのアプローチ部分まであともう少しです。

ってなわけで、来ました。

夏に車でロケハンに来た時は、この看板を見落としてここからまだずんずん先に進んでしまったんですよね…。

駐車場でお話した方が仰るには、アイゼンつけるのはこのアプローチ部分だけで良さそう、ということでしたが、正直つけるのも面倒なので慎重に見極めつつ歩いて行くことに決定。

やっぱり木橋は凍っていますが、氷でかまぼこみたいな感じにはなっていないので、慎重に歩けば大丈夫っぽい。

が、橋の下には浅いとは言え、川があるので、絶対に落ちたくない…。

そして、この橋を渡っている時に、奥から水が結構な勢いで流れてる音が聞こえてきたので、やっぱり滝は凍ってなかったか…と肩を落としたんですけども。

思ってたより凍ってた!

2日前にTwitterに上がってた写真を見る限りには、一切凍ってませんでしたが、ここ二日間の冷え込みでちょっとだけ凍ってくれたっぽいです。

ただ、完全氷瀑にはもっと冷え込まないといけないのと、冷え込んだ期間が長く必要なんだなあと。

水飛沫のおかげで虹がかかっています。

Ice&Rainbowっていうところですかね。

完全氷瀑だと虹はかからなかったでしょうし、これはこれで味があっていいかもしれませんね。

うんうん、上出来です、上出来。



第3滝壺みたいな所が凍っていました。

ただ、下流には水が流れているようでしたので、凍っているのは表面だけで、その下は水が通ってるんでしょうね。

御船の滝では写真を撮ったり、ぼーっと眺めたり、先行してた男性の方とお話をしたりで、だいたい2時間ほどいた感じです。

この写真が11時頃の写真だと思うんですけども、一番上の写真より氷瀑が減ってるのが分かるかなあと思います。

これなんですけど、岩肌から剥がれ落ちる際、滝壺でものすごい音を立てて崩落していくんですよね。

滝に背を向けてた時に崩落が起きて、音にびっくりしたのは秘密…!

そして、先行の男性の方は滝壺付近から見上げる感じで撮ってる際、ご自身の真横に氷の塊が降ってきたことがあったそうです…。

帰り道にちょっと気になってた井氷鹿の井戸に寄ってみました。

この石碑の向こう側、大きく窪んでる感じなんですけど、ここが井戸…?ということなんでしょうか。

先の方までまだまだ道が続いていたので、暫く歩いてみたのですが、特に何もなさそうでしたので、あっさりと引き返してきました。

現場では気付かなったんですけど、石碑にちゃんと「井戸」って書いてあるんですよね…。

少し遠回りをしたせいで、先行の男性の方に帰り道で抜かれてしまったらしく、駐車場に戻ると、その方の車はありませんでした。

お昼御飯、少し遅くなりましたが、ホテル杉の湯さんの山吹にて。

先にお風呂に入りたかったんですけども、既に13時近くなっていて空腹感がひどかったので、先にお昼御飯を食べることにしました。

良いものを見たあとは、良い物を食べましょうってことで、お値段1,600円とお高いランチではありますが、猪鍋定食です。

味噌仕立てのダシ汁が大変良い仕事をしていまして、お鍋の具材を全部食べたあとで、ダシ汁だけ飲んでしまいました。
(さすがに全部ではありませんが。)

ってか、右下のカルパッチョなんですけど…、正直あんまり口に合わないんですよね。

普通にお刺身にしてくれたら満点だったのになあ…!

と言うわけで、お昼御飯の後は杉の湯でお風呂!

カウンターでJAFカードを提示したら、100円引き?とかで入浴できました。

夏旅の際、ここに一度宿泊しているのでお風呂の雰囲気は知ってるんですけど、お風呂は男女入れ替え制になっていまして、今回の男性風呂は岩風呂の方でした。

もう一つの露天風呂の方が見た目好きなので、ちょっと残念ではありましたが、やっばの山登りの後は温泉だよね、という確信が深まった温泉でございました。





ファイルサイズが大きいのでリンクとして置いておきます。
よろしければどうぞ。




足を挫かない歩き方。

…そんなものがあれば、とっくに実践してるよって話ですが、こんばんは。

(…タイトルに対する一人ボケツッコミです。

さてさて、足を捻挫した山行から今日で1週間になるわけですが、なかなか治りそうで治りきらない感じです。

普通にしてる分には全く問題ないのですが、土踏まず辺りに割と鋭角に力(体重)がかかると、じんわりとして痛みが広がってきたり、足首を内側に曲げると同様の痛みが広がります。

今から1週間後にプチ遠征を企画していたのですが、足首がこの状態なら、無理してでかけちゃ駄目だと思うのですけども、ぎりぎりまで様子を見ようかと思っています。


歩き方、について最近ちょっと考えることがありました。

もう少し詳しく言うと、下りの歩き方、になります。

これまでことごとく足を挫いてきたのが、下りでして、そもそも下りを非常に苦手としているぼくとしては、今後安定した山行には、下りの克服が欠かせないわけです。

自分の足首は人よりも柔らかく、可動域が広いみたいですが、これがこれまで足を捻挫したことがない、ということに良い影響があるのかは分かりません。

ただ、昔は山なんて行っていませんでしたし、当然登山靴なんてものも履いていませんでした。

山と言うフィールドは当然平地や外界とは全く異なる所で、平地でこれまで挫いたことがないから山でも挫かない、という理論は成立しません。

ハイカットの登山靴が悪いのかなあ…なんて道具のせいにしかけたりもしましたが、そもそも軽い靴だったら足首が適当に動くので、むしろ挫きやすくなるはずです。

…となると、やはり歩き方に問題があるではないか?という考えに行き着くわけです。

自分の歩き方で最近気付くようになったことは、「内股(気味)で歩いてる」ということなんですが、これまで足を挫いて傷めた箇所は、踝の外側の靭帯で、足先が中側を向いているから、その箇所を傷める、という理屈が通ります。

つまり、もう少しぼくは足の運びに気を着ける必要があって、もっと下りの際には意識を高めた歩き方をする必要がある、と。

下りは正直疲れますし、そもそも山頂に行って帰りの下りだと、当然登り分も疲れも蓄積されているわけで、集中力だって低下しがちです。

足元の状態によっても、常に真っ直ぐ足を出せるわけではありませんし、これまできつい下りで散々爪先が靴にあたってきたぼくとしては、真っ直ぐ足を出すことに対する恐怖心もあるわけですが、今回のザンバランの靴はその点は改善されているので、これからはもっと靴を信じて丁寧に、そして必要以上に怖がらずに下りをこなしていこうと思います。

今回はテーピングをしていたことも症状が軽く済んだ要因にもなっていると思いますし、ちょっと足首の外側を持ち上げるような形でテーピングを一本増やしてみるかな、とも思っています。