光のどけき春の日に。

関西発、ゆるゆる登山。

【登山】初夏の観音峯を登る、そして癒やされる。

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今回は久々登山…ってことで、奈良県の観音峯に登ってきました。

(…正しくは、展望台までですが。)

山自体はほぼ毎月ペースで行ってるんですけれど、立山はそもそも山には登ってないですし、熊野古道は山に登ると言うよりかは、山を歩くと言ったイメージだったので…、どうも2月の明神平以来っていうところ。
ちょうど5月6月は家業が忙しくなるタイミングなので、寒くもなく、暑くもない季節をごっそり逃しちゃってるのが痛いところですが、まあそれも致し方なし。
登れる時にしっかりと登っていきましょう。

今回は、2つの目的があって、観音峯に登ることにしたわけなんですけれど…

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まずは、これ。
バルトロ65。

 「いつもより多く背負っておりますー!」

knt-mns.hatenablog.com

今年の抱負ポストでも書きましたが、今年はテント泊をしたい!っていうことで、最終的な目的としては低山テント泊ではなく、アルプステント泊なんですよね。
過去アルプスでの小屋泊は経験があるものの、テント泊となると、装備もそしてその重量も全く違ってくるので、どう考えても下準備が必要になるわけじゃないですか。
二年前に一度だけテント泊の経験はあるんですけど、もう二年も経ってるっていうことで、一旦その経験とかはリセットしまして、一からやり直そう、と。
だったら、背負うだけじゃなくて、低山ででもテント泊をすべきって話なんですけど、すみません時間が取れませんでした…。

もう一つは、実は今月7月に相方と東北遠征を控えていまして、その足慣らしっていう側面がありました。

いや実は、先日準備を整えて、アクセスの良い明神平に行ったんですけど

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(明神平の渡渉ポイント)

前日の大雨のせいか、渡渉ポイントが濁流化してまして、テント泊の荷物を背負って、ここを渡り切る地震がなく、引き換えしたんです…。

テント泊装備を背負ってみて、思ったことは。

今回は食料などを減らしていましたし、防寒着なども入れていなかったので、本番装備ではあと1kgか2kgは増量になっちゃうかと思うので、単純な比較はできないなあとは思うんですが、やっぱりそれでも重かった!

梅雨の合間の晴れ間ってことで、湿度もそこそこ高くて、樹林帯を登ってる時はもう暑くて暑くて、汗だらだらでした。
ただまあ、重さとペースに慣れてしまえば、登りについてはなんとかなるなーと。
登りなんて所詮、呼吸が上がらない程度にペースコントロールするだけではありますけど、ペースさえ上手く守れば、登りはなんとかなる、なんとかできる、かもっていう。
しかしまあ、下りは荷物の重みが全身に掛かってくる感が、一歩ずつ一步ずつ確実に体力と筋力を奪っていくのが実感できました…。

もう少し頻度を上げて、歩荷トレーニングできればいいんですけど、なかなか時間を取るのが難しい時期ではあるので、自宅でスクワットするとか、地道に筋トレしていくしかないのかなあと。

今回ちょっとした自信になったのは、ヤマレコ読みで概ねコースタイムで歩けたこと。
相方も、それほど遅れることなく歩いてくれて、夏に遠征に向けて安心材料が増えました。

観音峯の展望台からは大峰山系の名山が見えるんですが

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(左)稲村ヶ岳方面 (右)八経ヶ岳方面

…なんか、前もこんな感じだった気がしますが、観音峯は簡単に登れちゃう危険度のない山で、大峰山系が一望できるのが人気の山なんですよね。
ここから30分強登ったところが山頂なんですけど、全く眺望がないので、皆さんここで引き返しちゃうんですよね。

自分らもそうですが。

そう言えば、今年の3月に林野火災があったそうで、展望台付近がえらい見晴らし良くなってました。
そのせいかどうかはわかりませんが、展望台から稲村ヶ岳方面と、観音峯山頂方面で、全部で5頭くらいだったと思いますが野生の鹿を見ました…!
観音峯は何度も登っていますが、鹿なんて見たのは初めてです。

観音峯、いいお山です。

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この苔むした岩と、木々の感じがほんと癒やされるんですよね。